松本コウイチの徒然日記

豚骨スープでシャバシャバカレー! その2

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

豚骨スープでカレーを作る話しの続きになります( ^o^)ノ。

とりあえず、豚骨で取ったスープで、試しに作ってみたカレーが、自分でもビックリするほど美味しくて、感激してしまったんですが…。

それから数日、空いてしまいました…。
もちろんスープには毎日火入れして、きちんと管理はしていたのですが、忙しくてなかなかスープを使って何か作るような機会がありませんでした。

そんなある日、秋葉原にあるラーメン店、『凱婷縁』さんで食事をしているとき、ふと料理長さんから、”掃湯”と言うテクニックを教えてもらいました。

それは、濁ったスープを透き通らせるという技法。
それは面白いかも知れない…と思い、帰宅後、大急ぎで教わったことを実践してみることにしました。

まずはスープから、具材を全部取り除きます。

 


豚骨とか、モロモロになって出て来ました…(^^;。

そして、帰路の途中に買って来た鶏の胸肉を取り出します。

皮を剥いで、肉を細かく切って、フードプロセッサーで粉々にします。
この時、ねっとりと粘り気が出るまでしっかりと砕き、最早挽肉では無く、鶏肉のペースト、と言う感じまでにしました(^^;。

これを、冷たいスープに溶かします。

 


なかなか溶けずに苦労したのですが、根気良くじっくりと鶏肉を溶かし込みました。

 


これを、火に掛けていきます。
すると…。

 


次第に、スープに溶け込んだ鶏のタンパク質が凝固して、なんか味噌汁の味噌が分離するような感じ成っていきます。

 


更に少しすると、タンパク質が完全に凝固し、スープの中をフワフワの挽肉のような感じで漂っています。

 


かき混ぜてみると、完全にスープとタンパク質が分離していて、スープの透明度が良く分かります。

 


そしてこのタンパク質だけを、根気良く掬い上げると…まるで、透明なコンソメのようなスープが、そこにはありました( ^o^)ノ。

 


そして残ったタンパク質がこれ。
ちょっと食べてみたのですが、豆腐のおからのようです。

今思えば、もったいないですが廃棄してしまえば良かったのですが…変にもったいない精神が持ち上がったのが運の尽き…。
これで、カレーを作ってみようと思い立ってしまったんです…。

 


まずはクミンとコリアンダーのホールスパイス、みじん切りのニンニクと生姜を油で炒めて、香りを出します。

 


これに、今回も手抜きで、業務スーパーのローストオニオンペーストを使用します。

 


よく炒め合わせたところに、トマトペーストを投入。

 


よくよく炒め合わせたら、ここにヨーグルトを加え、SBのカレー粉、ホワイトペッパー、ガラムマサラ、そして塩を投入。

 


さらに炒め合わせたところで、先の鶏胸肉のカスを投入。

 


よく炒め合わせたのですが…これは…。

 


慌ててスープをすくい、

 


カレーを延ばしていきます…。

 


しかし、味見をした瞬間、「あ、これはだめだ…」と直感。
私では収拾が付けられないと速攻で見切りを付け、SBのカレーのルーを大急ぎで加えて行きます(^^;。

 


と言うわけで、最終的に出来たカレーがこれ(^^;。
もう何というか、味そのものはカレーのルーで助けられているのですが、豆腐のおからをそのまま入れたような感じのカレーが、とにかく…何というか…不味くはない、でも美味しくはない。食べられないことはない、でも食べたいとは思わない、と言う何とも言えない結果に…(^^;。

とりあえず、義弟の家に半分お裾分けという名のドナドナをしました…。
残ったカレーは、カレーとしては食べずに、トーストに載せたりして、なんとか少しずつ食べていこうと思っています(^^;。

ただ、スープは素晴らしいものが出来ましたので、これをまた後日、なんとか美味しいカレーに仕上げたいと思います…( ^o^)ノ。

とりあえず、次回に続きます(^^;。

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