松本コウイチの徒然日記

夜、息子と一緒に鯰釣り!

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

今月に入って初めて、鯰釣りに行ってきました。

11月も後半…ということは今年も残すところあと少しとなりました。
いつもなら11月を回ればけっこう気温が下がると思うのですが、ここ数日、昼間に限って言えば妙に暖かい日が続いています。

夜になればそれなりに肌寒くはなるのですが、凍えるよう、と言うわけでもありません。

基本、鯰は冬には釣れない、と言うイメージですが、厳密に冬眠しているわけでは無いそうですし、活発に活動しないだけで、釣れないわけではない、と言うような話も聞きます。
第一、冬と呼べるような気温にもなっていませんし、まだまだ釣れるんじゃないだろうか…と思って、利根川に向かいました。

この日は午後からの釣りなので、釣り場に着く頃には完全に日も落ちているはずです。
なので、夜釣り確定なのですが、何気なくカミさんに声を掛けたところ、「私も行く」、と言ってくれて、必然的に息子も着いて来ることになりました。

息子と一緒に釣りをするのは夢だったのですが、それは先日叶いました。
しかし、夜、一緒に釣りをする、というのはまた別の夢で、息子も来る、ということにパパとしてはちょっとテンションが上がってしまいました(^^;。

釣り場に向かう途中、釣具屋に寄って、息子用のライフジャケットを購入。
これで、最悪息子が川に落ちたとしても、助けられる可能性がぐっと上がります…パパとしては絶対に外せない重要なファクターです(^^;。

さらに、コンビニにも寄って、餌用のフライドチキン(この日はファミマのファミチキ)、それに水とカップ麺を買い込みました。

釣り場に着くことにはとっぷりと陽も暮れて、真っ暗闇にクルマを停める私に、カミさんはちょっと引き気味です(^^;。
そんなカミさんの尻込みをよそに、ドンドンと支度をして、釣り場に息子と一緒に向かう私。
息子に懐中電灯を渡してあったのですが、カミさんの「ちょっと! 私の方も照らしてよっ!」、という、少々うわずった声が笑いを誘います(^^;。

河辺に着いて、直ぐに竿立てを用意して、竿を伸ばします。

餌を付けて放り、後は待つだけ。
その間、アルコールバーナーを用意して、コンビニで買ってきた水を小鍋に移して湧かします。

日が落ちたばかりなに、空気が冷気を帯びていて、少し肌寒く感じます。
沸いた湯で最初に息子のカップ焼きそばを作り、次にカミさんのカップ蕎麦を作ります。


最後に私のカップうどんを…と言うときに、竿の先の鈴が鳴りました。

「来たっ!」

と思って竿を上げた瞬間、嫌な手応えとともに、鯰がバレたことが分かりました。

チキショウ…と思いつつ、それでもまだこの時期でも釣れることが分かったので、それほど落ち込むこと無く、すぐに餌を付け直して竿を振ります。

今度は余裕を持って私のうどんを…と思った瞬間、鈴が鳴った………………。



本当にアッと言う間だったのですが、重りを付けた竿立てをひっくり返して、竿が宙に舞いました。
そのまま、ちょっと手の届かないところまで飛んで、水面に落ち、そのまま沈んでいきました…。

飛び込めばなんとかなるんじゃ無いか、という葛藤が数瞬有ったのですが、いや、もうそんなことでどうにかなる場所じゃ無く…。

私のヘッドライトに照らされた黄色い竿が、徐々に、薄くなるように姿が見えなくなっていき、ついには完全に水の中に消えていきました…。

…鯰はずっと針を咥えたままでしょうか…。
だとしたら、餌を採るのにハンディがあるので、多分生き残れないでしょう。
もし、運良く針が外れたとしても、私の竿はずっと水の底…。

…いろんな心配も浮かびつつ、あまりの一瞬のことで対応することも出来なかったのですが、後悔というか、悔しい気持ちがふつふつと湧いてきて、何とも言えない気分がずっと続きました…。

ただ、息子とカミさんの前で不機嫌になるわけも行かず、自分の気分を押し殺して、少し伸びてしまったカップうどんを食べたのですが、正直、あまり味を覚えていません(^^;。

そのあと、カミさんにカフェラテを淹れてあげたりしているとき、再び、残った1本の竿の先が揺れ、盛大に鈴が鳴りました。

急いで引き上げると、結構な手応え。

上げてみると、頭が割れて盛り上がった立派な鯰です。

以前、頭が割れて盛り上がっているのは雄だ、とTwitterで教えて頂いていたので、てっきりオスだとばかり思っていたのですが、後ほど家に持ち帰って捌いてみたところ、なんとお腹の中から卵が出て来ました(^^;。


う~ん…メスだったのか…と思いつつ、ちなみに大きさは58cm。


私の釣果としては、結構な大きさでした(^^;。

その後、何回かバラシながら、揚がる鯰はどれも可愛いサイズばかり(^^;。

最終的には3匹揚がり、計4匹で竿を仕舞うことになりました。

まぁ…ナンというか、竿を失ったことは悔しかったですが、息子と夜釣りを楽しめたことが最高に嬉しかったです( ^o^)ノ。
なんか、着実に夢が叶っていくことに、息子の成長が感じられ、嬉しいような、寂しいような(^^;。

とりあえず、持ち帰った鯰を捌きながら、どう料理しようか、悩んでいました…(^^;。

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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

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