松本コウイチの徒然日記

「トップガン マーヴェリック」を観て来た

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

読み上げ: 映画「トップガン マーヴェリックを観て来ました( ^o^)ノ。

映画「トップガン マーヴェリック」を観て来ました( ^o^)ノ。

最近話題の映画で、言わずと知れた俳優トム・クルーズを一躍有名にした「トップガン」の続編になります。
前作「トップガン」は1986年に公開されたアクション映画で、実に36年もの歳月を経ての続編となります。

当初は2019年に公開される予定でしたが、コロナ禍の影響で、実に2年以上も延期されての公開となりました(^^;。


前作「トップガン」は、パイロットとしての技能は一流だが無鉄砲なところがある主人公が、仲間との交歓や親友の死などを体験し、成長していく、そんな映画でしたが、今作「トップガン マーヴェリック」は、パイロットとしては老極に達した主人公が、まだ若いエリートパイロットを育成しつつ、これまでの人生に残してきたわだかまりなどを払拭し、若きパイロット達をより成長させ、自らもまたさらなる極みに昇っていく、と言うようなないようになっています。

はっきり言って、個人的には大変面白かったです( ^o^)ノ。
本物の戦闘機を用いたリアルな映像や、耳をつんざくようなエンジンの咆吼、前作から続投している主人公やライバルの、年老いてからのいぶし銀のような渋い演技、そして純粋に心躍る戦闘機の機動シーン。

人によってはリアリティが無いとか、ストーリーが凡庸すぎてすぐに先が読めてしまうとか、そう言う意見もあるかとは思いますが、それはそれで、純粋にアクション映画として、私は大いに楽しめました( ^o^)ノ。

特に、リアリティ、現実味がないとかって言う意見に対しては、敵対国とは言え人命に甚大な被害が出る軍事行動を、例え大国アメリカとは言え、そうそうおいそれと行えるはずもなく、それを言ってしまえば映画自体の存在意義そのものが無くなってしまいますし、ストーリーの先が読めると言うのに対しても、まさか最後の最後であんな形で “雄猫” が再登場するとは、私は夢にも思いませんでした(^^;。

 

“トップガン” というのは、カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地に存在していたアメリカ海軍戦闘機兵器学校(United States Navy Fighter Weapons School)の俗称です。
60年代、戦闘機の近代化に伴い、戦闘機同士の戦いはミサイルが主流となり、戦闘機同士が激しい空中戦を繰り広げて闘う、と言うのは過去のものになる、と考えられていました。
しかし、現実はミサイルを発射するまでの行程や、ミサイル自体の命中精度にまだまだ問題があり、また戦闘機に与えられた交戦規定により、戦闘機同士の空中戦というのは必要でした。

ミサイル万能論を盲信したアメリカ軍は、ベトナム戦争でそのことを痛感し、パイロットの操縦技術を育成する、と言う目的で、若手の成績優秀なパイロットを集め、より高度な訓練を施すこととなります。
この訓練学校が、”トップガン” です。

主人公トム・クルーズが演じるのは、トップガン卒業生として実戦を体験し、自らも敵機を3機も撃墜した経験を持つ伝説的なパイロット、ピート “マーヴェリック” ミッチェル。
パイロットとして老齢に達した彼は、現在は某プロジェクトのテストパイロット。

紆余曲折あって、自らの無鉄砲な性格が禍し、上官の逆鱗に触れます。
しかし、以前のトップガン同期生の親友が現在は大将にまで上り詰めており、その彼の取りなしもあって、マーヴェリックはとある極秘任務における指導教官として赴任させられることとなります。

その赴任先で、以前恋仲だった女性と再会もするのですが、極秘任務の実行者として、トップガン時代の親友の息子とも再会します。
その親友は、トップガン在籍時、訓練中の事故によりマーヴェリックの腕の中で落命しており、その息子ともいろいろな因縁があります。

その息子は、現在はトップガン卒業生として、極秘任務の実行者として招集を掛けられたのです。
また、他にもトップガンの卒業生の中でも成績優秀だった者が集められており、揃いも揃って一癖も二癖もある者ばかり。

そんな彼等を、マーヴェリックはしごきあげます。

今回の極秘任務は、その任務の特性上、最新鋭の第5世代型ステルス戦闘機、F-35は使用出来ず、往年の名機、第4.5世代型戦闘機のF/A-18E,Fで行う必要があります。

任務の達成のためには奇跡を2度起こす必要がある、と言われるほど過酷なもので、トップガン卒業者を以てしても、容易ではありません。

右に左に、狭い回廊を超高速で飛び抜ける卓越した操縦技術。
そして、垂直のような山肌を一気に駆け上り、稜線に出た瞬間に背面飛行に切り替えて一気に火口側を駆け下るという、F/A-18の機体限界加重7.5Gを軽く上回る9G以上がのしかかる極限軌道。

そして、マーヴェリック自身も、軋轢を背負いながら “誰も死なせたくない” と言う信念を強く持ち、孤独と闘います。

とにかく、前述の通り、戦闘機の格好良い姿や、人間関係、感情が入り乱れて、飽きることがありません。
時にはユーモラスなシーンもあり、手に汗握る緊迫したシーンの合間に、笑いもあります( ^o^)ノ。

個人的には、前作ではライバルであり、今作では親友として登場する、ヴァル・キルマー演じる “アイスマン” が渋くて良かったです( ^o^)ノ。

親友のアイスマンの前だけでは、本音を吐露するマーヴェリック。
そんなマーヴェリックを、受け止めて、渾身の力を込めて励ますアイスマン。
あのシーンは、本当にトム・クルーズと言う役者が、歳を取って、より深みを増したなぁ…と心底思いました。
そして、ヴァル・キルマーも( ^o^)ノ。

とにもかくにも、この映画は劇場の、巨大なスクリーンと大音響の迫力ある環境で活きる映画だと思うので、人の意見に捕らわれることなく、まずは足を運ぶべきだと思います( ^o^)ノ。

私も、カミさんを連れて、また観に行きたいなぁ…と思っています。

とにかく、俳優の演技が光りますし、F/A-18が格好良いです( ^o^)ノ。
そして、前作「トップガン」の往年のファンを歓喜させる、あの有名な “雄猫” も登場します!!

是非是非、観に行って欲しい映画です…( ^o^)ノ。

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