久しぶりに焼き芋を焼いてみた
読み上げ: 久しぶりに焼き芋を焼いてみたのですが…これが難しいんです…(泣)。
久しぶりに焼き芋を焼いてみたのですが…これが難しいんです…(泣)。
去年の暮れから、焼き芋に少しハマりました。
食べるのではなくて、作る方に…。
もちろん作れば食べるのですが、美味しい焼き芋が気軽に食べたくて、いろいろと試行錯誤を繰り返しました。
結果、土鍋に玉砂利を敷いて、七輪に乗せて焼く、と言うのが取り敢えずの完成形となりました。
しかし、この土鍋を、先日割ってしまいました…。
と言うのも、この土鍋なのですが、七輪に掛けると、真っ赤に灼熱するほど熱を持つんです。
そんな高温に普通の土鍋が耐えられるはずもなく、2回目くらいでクラックが入ってしまったのですが、それでも騙し騙し使い続けてきました。
しかし、先日、いつもの置いておいた場で、いつの間にか真っ二つに割れてしまいました…。
モトはと言えば、ジモティで譲って頂いた土鍋なので、金銭的な損失はないのですが、それでもずっと使ってきたモノなので、愛着もあり、廃棄するのはちょっと心が痛みました…。
が、土鍋が無くなってしまったことにより、焼き芋が作れなくなってしまいました。
しかし、その同じ頃、松戸の大橋で、特別美味しい焼き芋の専門店さんを見つけることが出来、ちょっと安心していました。
ですが、そのお店も営業は土曜日だけとあって、普段から気軽に食べるというわけにも行きません。
また、ここ最近、スーパーでサツマイモが比較的安価に売っていることが多く、また、どうしても自分で作ってみたくなってしまいました。
しかし、今のところ新しい土鍋はまだ入手出来ていないので、さて、どうしたモノか…と考えていたのですが、ふと考えてみたら、普段、焼豚を作るのに使っている自作の釜、あれだって炭を美味く使えば130度くらいまでは普通に温度が上がるので、あの釜を使って焼き芋が作れないか…と思うに至りました。
思い立ったが吉日、早速実行してみます( ^o^)ノ。
まずは七輪に火を熾します。
火が付きやすいように、先日使って、残っていた炭を最初にくべて、その上に木炭を乗せます。
そして、火が美味く上がってきたら、白炭も乗せておきます。
炎が消えて、炭が熾ったら釜を組み上げ、中に七輪をセット。
最上段の一番温度の上がるところに、サツマイモをセットしました。
ちなみに品種は鳴門金時とシルクスイート。
どちらもとろけるような焼芋になるはずです( ^o^)ノ。
釜に蓋をして、熱電対の温度計をセットすると、108度まで温度が上がりました。
炭に満遍なく火が回れば、もっと温度が上がるだろうと思いつつ、そのまま1時間ほどおきました。
1時間ほどして釜に来てみると、123度まで上がっています。
蓋を開けると、先ほどとはあまり代わり映えのしない芋がそこに。
流石にまだ早すぎたようです。
さらに1時間ほどおきます。
1時間後、蓋を開けてみると、なんだか芋に皺がよっています。
全体的に火は通ったようですが、もう少し置いた方が良さそうですね。
さらに1時間ほど置いてみました。
すると、温度が63度まで下がっていました。
これはマズいです。完全に炭が燃え尽きています。
3時間程度で燃え尽きてしまうとは…もう少し、ケチらずに白炭を多めに加えるべきでした…。
その後、またたっぷりと炭を使って火を熾し、1時間ほど焼いてみました。
温度は、撮影し忘れてしまいましたが、153度くらいまで上がっていました。
芋を観てみると、干涸らびるように皺がよっていますが、火は十二分に通ったようです。
皿に移して、食卓に出します。
結論から言うと、非常に甘い焼き芋にはなりましたが、ねっとり感は全くなく、よく言えばホクホク、悪く言えば水分の飛んだ焼き芋になってしまいました…。
これは、やっぱり体積の大きい釜で少量の焼き芋を焼いたので、水分が飛んで、乾いてしまったからなのでしょうか…。
だとしたら、次はアルミホイルで巻いて焼いた方が良いのか…。
でもそれだと、びしょびしょになってしまうかも知れないし…。
さらに、焼き目が全く付きません…。
さて…どうしたモノでしょう…。
とまぁ、頭を傾げてしまうことも多いのですが、この試行錯誤の時が一番楽しいんですよね…( ^o^)ノ。
とにもかくにも、美味しい焼き芋の焼き方をご存じの方、いらっしゃいましたら、そのお知恵を私にも授けてくださいませ( ^o^)ノ。
ご連絡、お待ちしております( ^o^)ノ。