神保町 覆麺
神保町の『覆麺」にて、「大和シジミの悪い奴」を食べて来ました( ^o^)ノ。
字面だけを追うと「何のこっちゃ?」、と思う名称ですが、簡単に言うと「大和シジミをガンガンに炊いて出汁をとった、濃いラーメン」です(^^;。
もちろん、出汁の具材はそれだけではなく、公式発表では、アゴ煮干し、魚介、乾物、動物系の具材も使っているとことですが、やっぱりインパクト抜群なのはシジミですよね( ^o^)ノ。
しかも、なんとこの大和シジミを10kgも使っているのだとか。
個人的に、近所の市場で購入した、十三湖産のシジミを1kg使って、家族5人分の味噌汁を作ったことがありますが、それはもう凄まじいことになりました(^^;。
その10倍だから…と思うと凄い気がしますが、雪平鍋の1杯で1kg使った私の方が、凄い、と言うよりアホなことをした、と言う響きはあるのかも知れません(^^;。
と言うわけで、『覆麺』に到着。
時間も時間なのですんなりお店に入れましたが、この段階で胃袋の渇望度はマックス(^^;。
前日の「シジミ出汁の塩ラーメン」を食べられなかったので、また実際にお腹が空いていたこともあって、食券を買う時間ももったいないくらいでした(^^;。
席に着いた順番から言って、私の分のラーメンは、今作っているラーメンの後になります。
手際の良い大将の動きと、それを補佐する花木さんの完璧なアシストを見ていると、これ以上は早くなるはずがないし、何より流れるような作業を見ていると、スマホを見ながら時間を潰すより余程楽しいので、いつもそれを見ているのですが、今日ばかりはもどかしさも募りました(^^;。
先に出されたお客さんが、数席向こうから「美味いっ!!」とか、「美味ぇ〜っ!!」、とか、実際にそうなのでしょうし純粋に感嘆の声なのかも知れませんが、この時の私にとっては必要以上のこれ見よがしに聞こえてしまって、も〜羨ましいと言うか早く食べたいと言うか、ジリジリとした焦燥感ばかりが(^^;。
と言うわけで、ついに目の前に置かれた「悪い奴」( ^o^)ノ。
見た目は、ちょっと濃いめの醤油ラーメンに見えますが、これが左様に非ず( ^o^)ノ。
一口食べると、バシッと醤油のタレの味が来ますが、ジィ〜ンわりっと膨(ふく)よかな出汁の旨味が湧いてきます( ^o^)ノ。
確かに貝の旨味なのでしょうが、私には「シジミ出汁」が良い意味で奥に引っ込んでいて、全体的な旨味の底上げを図っているように感じました( ^o^)ノ。
要するに、「シジミって言われりゃシジミなんだろうけど、兎に角よく分からないけど美味い」、これに尽きます(^^;。
この段階で、「美味いっ!」と叫んでいた先のお客さんの気持ちが分かりました(^^;。
この日は、「悪い肉」も「超悪い肉」も付けませんでした。
付けるとどうしても、ご飯が食べたくなってしまうんです(^^;。
今の私には、ラーメンに添えてご飯まで、と言うのは許されないので、それをすることは出来ませんが、もし、「悪い奴」を食べることが出来る方で、まだ未経験の方がいらっしゃいましたら、白飯持参で水曜日の「悪い奴」で、「悪い肉」を追加して注文してみて下さい( ^o^)ノ。
一気に『覆麺』黒帯です( ^o^)ノ。