西亀有 五葵 「吉田うどん」
西亀有の『自家製麺 五葵』にて、「吉田うどん」を食べて来ました( ^o^)ﾉ。
以前、TV番組で取り上げられていたことがあって知ったこちらのお店。
讃岐うどんってもう全国的有名になっていましたが、「吉田うどん」、と言うのは、知識として知ってはいましたが、実際に食べたことがありませんでした。
なので、当時、非常に興味が湧いてすぐに食べに行ったのを記憶しています。
ただ、美味しいとか美味しく無いとかそう言う問題では無いのですが、純粋に非常に純朴で、あまり華がない、と言うのが当時のイメージで、美味しかったと言う記憶だけで、以来、お店を訪れることはありませんでした。
ところが、歳をとったせいもあるのか、そういう純朴で飾らない、質実剛健な味わいがどんどん思い出されて行き、いつか機会を作って、再訪したい…とずっと思っていました。
そんな折、夜勤明けで時間が出来て、カミさんを連れて『五葵』さんに再訪する機会に恵まれました。
ワクワクしながらお店に着いてみると、平日にも関わらず、お店の前には4人の待ち客が。
しかし、よくよく観察してみると、4人のお客さんは同じ1グループらしく、実際には思ったほど待つことなく、店内に招じ入れられました。
というわけで、まずはメニュー表を見て何を食べようか考えるのですが、揚げ玉好きなカミさんは最初から「たぬきうどん」を考えていたようです。
しかし、そのメニューはなく、近いメニューとして「きつねとたぬきうどん」と言うのを狙っていたようです。
しかし、同じ揚げ物のメニューの中で、「揚げ餅海老天うどん」と言うのを見つけて、どうもそっちに心変わりしたようです。
しかし、値段が高かったのでもじもじしていて、まぁカミさんとの付き合いも長い自分はすぐにそれに気がついて、その「揚げ餅海老天うどん」を注文。
ちなみにうどんが「讃岐うどん」か「吉田うどん」かを選べるのですが、カミさんは讃岐うどんにしていました。
私の方は普通に「温かいうどん」と言うのをチョイス。
それにかき揚げを追加トッピングしました。
ちょっと慣れが必要な(^^;オーダー表に注文する品を記入して、店員さんに渡します。
ここからうどんが茹で上がるまで少し時間がかかります。
なので、いつものようにYelpにチェックイン報告したり、カミさんと話したりスマホを見たり、時間を潰していると、暫くしてうどんが運ばれて来ました 。
まずカミさんの注文した「揚げ餅海老天うどん」。
切り餅の天ぷらと、小さめの丸まった海老の天ぷらが3つ、乗っています。
その他にはキャベツや油揚げ、お麩やにんじん、海苔が乗っています。
つゆは味噌仕立てで、良い意味で田舎うどん、と言う感じです。
そして私の「温かいうどんとかき揚げ」。
玉ねぎのかき揚げが乗っていること以外は、カミさんのうどんと同じで、違うのはうどん自体が吉田うどんであることです。
と言うわけで早速箸を取っていただくのですが、この吉田うどん、と言うのがなかなかのうどんです( ^o^)ﾉ。
掛け値なしの正直な話、うどんを讃岐うどんをベースに考えていると、かなり驚くうどんです(^^;。
と言うのも、もちもちとしたコシは全くなく、純粋に小麦粉を練って固く締めたうどん、と言う感じなんです(^^;。
武蔵野うどんに似ている感じもしますが、武蔵野うどんの方がまだコシがあります(^^;。
カミさん曰く、「小麦粉の塊を食べている、って言う感じかな」、とも言っていました。至言だと思います(^^;。
ただ、これが美味しくないと言うとそう言うわけではなくて、これはこれで美味しいんです(^^;。
これは負け惜しみとか判官贔屓とかそう言うのではなくて、純粋に、前にも書いた純朴な感じがなんとも言えず美味しいですし、うどん イコール コシがあるもの、という固定概念の向こう側に、うどんってそもそもが家庭料理の一つで、自分の家で普通に作って食べるもので、それが美味しいとか美味しくないとか、そういう次元の問題ではないんだよなぁ…と、改めて思い出したような気がしました。
丼の中は具材が豊富で、特にカミさんと一緒に喜んだのがキャベツ。
この、キャベツを湯がいただけものが入っているのですが、このジャクジャク感とも相まって、味噌仕立てのつゆとの相性も良いんです( ^o^)ﾉ。
斯くして、うどんをカミさんとシェアしたり、海老天をもらったりと楽しみながら食べ進め、つゆも含めて完飲完食でお店を後にしました( ^o^)ﾉ。
こう言ううどんも、やっぱり美味しいんだよなぁ…とあらためて認識。
また機会を作って、今度は息子も連れて来てみたいと思いました…( ^o^)ﾉ。
