松本コウイチの徒然日記

古々米の食べ方…

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

先日、うちの親父殿が何を思ったか、いつのものかも分からない、古米をもらって来ました…。

これがまた何と言うか、しっかりとした貯蔵技術のある場所で保管されていたお米ならまだ食べられたのでしょうが、放っておいたら古米になっちゃった、と言う類のお米なので、こういう言葉は使いたくないのですが、正直に言って不味い。

ボソボソでパサパサで、粘りやもっちり感は一切無く、お米の形を保つだけまだマシだと言うか、とにかく何をどうやっても不味いものは不味い。

もらって来た手前、親父も責任を感じているのか、炊き込みご飯にしたり、一生懸命いろいろと工夫はするのですが、結果としてやはり不味い。

以前の米危機の際、タイ米を不味い不味い、不味いものを不味いと言って何が悪い、と吹聴していたオヤジが、黙ってこの古米を食べているあたり、それなりの責任は感じているんだろうなぁ…と思いつつ、外面の良さで古米を引き取って来たオヤジに苛立ちも覚えつつ、それでも兎に角、どうにか処理しなければなりません。

とは言っても、昭和40年代の生まれで、「米粒は一粒も残すな」、「お米は嘉穀」、「黄門様だってお米に腰掛けたらひっぱたかれた」、と言われて育った手前、何がどうあってもお米を捨てる、と言う選択肢はあり得ません。

とりあえず、先日後輩から新米をもらったので、この古米を食べ切ってしまえば、おいしい新米が食べられる…と心に秘めて、頑張って食べるんですが、段々と夕飯が憂鬱に…。

そう言うのもあって、夕飯をスパゲティにしたりうどんにしたりするんですが、逃げたところで古米は無くなりません…。

不味い不味いと文句を言いながら食べては、好きで古米になった訳ではないお米に申し訳もないので、とにかくどうやったら美味しく食べられるだろう、と最近は考えるようになりました。

その結果が、オジヤやお茶漬けのようにしてみてはどうだろう…と。

思い立ったが吉日、親父から夕飯の作成権を奪って、仕事帰り、スーパーに寄り道。
仕事が終わって帰宅してからの夕飯作りなので、夕飯が遅くなることは勘弁してもらいつつ、帰宅後すぐに台所に立ちました。

まずは鶏もも肉を一口大に切り分け、シメジと一緒に鍋で乾煎りし、鳥の脂で炒めます。
そこに水を足して、冷凍物を買っておいたアサリを大量に投入。
さらに薄切りの干し椎茸を入れ、アサリと椎茸の出汁をしっかりと出したら、出汁の素と塩、醤油、酒で味を整えてかけ汁は完成。
後は炊いた古米を塗りの椀によそい、シラスと三つ葉を載せたら、食卓でかけ汁をたっぷりかけて頂きます( ^o^)ノ。


おかずには、焼き肉のタレと自家製ニンニク醤油を揉み込んだ鶏もも肉を焼いて、千切りキャベツの上に載せて出しました。

3合のご飯を家族5人で食べ切りましたので、一人一人のご飯の量が比較的多く、オヤジが「最近俺はこんなに食べないって知ってるだろう…」、と愚痴をこぼしていましたが、内心、<うるさい。親父が夕飯をあまり食べないのはのべつまくなし煎餅やお菓子の間食を食べているからだろう。第一親父が持って来た古米を消費しなくちゃいけないんだ。黙って食べなさい>、と思いつつ華麗に無視(^^;。

結果として、おかずも含めて全部完食しました…( ^o^)ノ。

アサリと椎茸の出汁がたっぷりな汁で食べるご飯が美味しくないはずがないし、汁かけ飯とあって、スルスル入るんですよね( ^o^)ノ。

焼いた鶏肉も、漬ける時間がなかったので味が薄かったですが、それでも美味しく食べられたので良かったです( ^o^)ノ。

ただ…まだ少々残っているんですよね…古米が(^^;。
…明日以降、どうしようかなぁ…(^^;。

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