神保町 覆麺
神保町の『覆麺』にて、「オマールブルー出汁の悪い奴」を食べて来ました( ^o^)ノ。
この日は朝から妙に寒く、しかも我が家からは遠方の横浜が現場とあって、かなり早くに家を出ました。
キンキンに冷えた車内、霜の降りたフロントウィンドウ。
いつもならウォッシャー液を出すと霜も溶けるのですが、今日は液をかけるそばから凍ってしまい、今冬初めて解氷スプレーを使用しました(^^;。
横浜に着く頃には当然車内は快適な温度になっていたのですが、降りると寒いです(^^;。
“あ〜、熱々のラーメンをふ〜ふ〜しながら食べたいなぁ…”なんて思っていましたが、横浜から神保町は遠いよなぁ…なんて思っていました(^^;。
ところが、作業を進めると、妙に進みがよく、上手くいけば午前中にカタがつくんじゃね?、と言う光明が見え始めました( ^o^)ノ。
そんな頃、Twitterで某氏の四谷のがんこラーメンで「悪魔」の話を読んで、
“よし、12時前に終われば四谷に賭けようっ!”
と気合を入れ直しましたが、結果はアウト。
13:30くらいまでかかり、最早四谷は諦めることに。
やはりこれは神保町が呼んでいる、と思い直して、大急ぎでクルマを出しましたが、100mも進まないうちに燃料のエンプティランプ(^^;。
横浜からならば、ギリなとかなるんじゃないかっ!?、と思いましたが冒険は出来ません。
仕方なくスマホで直近のガソリンスタンドを探して、4000円だけ給油(^^;。
首都高に飛び乗って直行しました(^^;。
神保町に着いて、恐る恐るお店の前をスルーしてみると、なんとまだ営業中( ^o^)ノ。
運良くパーキングメーターも空いていて、急いで駐車して駆けつけました(^^;。
お店に入ると、丁度1席だけ空いていました。
食券を購入するのももどかしく、席に着くと大将の妹さんが、先日の新年会の件で挨拶をしてくれました(^^;。
そう言えば、新年会の翌日には花木さんのワンタン麺を食べに来ましたが、大将と直接会うのは、あれ以来初めてです(^^;。
あの新年会の日、Iさん、Pさんが「大将、きっと記憶ないかもよ」、と言うほど強(したた)かにメートルの上がっていた大将(^^;。
流石に「あの夜の記憶は鮮明でありますか?」、なんて聞くわけにいかず(^^;、黙って自分の分のラーメンが出来上がるのを待ちます(^^;。
タイミングよく、私の一人分だけを作る大将。
花木さんに今日はトッピング無しを伝え、全くの素の「悪い奴」を楽しみます( ^o^)ノ。
(悪い肉のサービスがありましたが( ^o^)ノ)
前述の通り、茹で加減は最高で、麺に艶があるようです( ^o^)ノ。
トータルな旨味(個々の個性が全く分からない、混沌とした旨味(^^;)の向こうに、オマールブルーの存在がはっきりと分かる香り。
どしんと構えた醤油。
脇目も振らず、とはまさにこのことです( ^o^)ノ。
途中、大将と新年会の時の話を交わし、カミさんに羨ましがられた件などで笑いつつ完食( ^o^)ノ。
ごちそうさまを言って、お店を出ました。
居心地の良いお店ですが長居は禁物。
さっと食べて、気持ちよく会話を交わし、潔くお店を出て、また次の機会を望む…粋ってヤツでしょう( ^o^)ノ。
もっとも、今年は『覆麺』に変化があるかも知れません。
でも、大将の『覆麺』はここにあって欲しいです。
大将曰く、ある年齢になったら、一度ラーメン屋を辞める、とのこと。
私は一介のお客に過ぎず、1000円前後のお金でラーメンを食べさせてもらうだけの存在で、それ以上のお店の維持になんの責任も義務もありません。
気が向かなければ来ないだけですし、雨の日も風の日も、お店を守る大将の肩が、どれほどのものなんて、想像もつきません。
でも、気が向いた時にいそいそと来られる『覆麺』と言う存在は、私の中で大きいかどうかは分かりませんが、一点を画しています。
そんなわけで、無責任は承知で、永く『覆麺』の存続を、心から願う次第です…。