秋葉原 松楽
秋葉原の『松楽』にて、「ワンタン麺」を食べて来ました( ^o^)ノ。
神保町の行きつけのラーメン屋さんが売り切れで食べられなかったため、仕方なしに伯母さんに頼まれていたメモリカードを購入しに秋葉原に行く用事を優先させました(^^;。
正直、もうどこでもいいや…的な気分だったのですが、ふととあるお店を思い出しました。
秋葉原に昔からあるお店で、30年以上秋葉原に通っている身としては、当然入ったことがあって当たり前なのですが(殊30年以上前の秋葉原は、極端の食事処は少なくて、ラーメン店は5軒くらいしか無かった)、私はどちらかと言うと同じく秋葉原に昔からあった、通称“横綱ラーメン“の方に行っていました。
そんなわけで、ずっと昔からあって、ずっと前から知っていたにも関わらず、一度も食べに入ったことのない、この『松楽』に、この日初めて、行って来ました( ^o^)ノ。
賑やかな喧騒激しいお店に挟まれるようにひっそりと佇む、そこだけ昭和に取り残されたような雰囲気を持つそのお店は、缶ジュースの自動販売機に隠れるようにしてありました(^^;。
中に入ってみると、奥に長いカウンターのみの店内で、入って左手に食券機。
カウンターの向こうの壁には、猫の写真がたくさん飾ってありました(^^;。
最初は普通に醤油ラーメンを頼むつもりだったのですが、入る瞬間にワンタン麺の文字を見て、瞬間的に心変わりをしました(^^;。
そんなわけでワンタン麺の食券を購入。
お店のおばさんに渡すと、すでにカウンターにはお冷の用意がありました。
程なくして私のワンタン麺が運ばれて来ましたが、一見するだけで「これぞ、東京醤油ラーメン」、と言う出で立ちで、雰囲気が、秋葉原駅の入口にあった『いすゞ』を思い出させます。
一瞬、〈もしかして…〉と思って慌てて食べてみましたが、残念ながら『いすゞ』の味ではありませんでした(^^;。
ですが、かなり美味しいラーメンです( ^o^)ノ。
ラーメンを構成する最低限の要素を残しつつ無駄な部分をそぎ落とすとこうなる、と言う歴とした味わいで、甘さが際立つスープが特徴的です( ^o^)ノ。
この甘さは、例えば玉ねぎの甘さを突き詰めたような、そんな砂糖ではない甘さです。
チャーシューも、モサモサとした赤身肉の昔風のチャーシュー。
麺は緩く縮れのかかった麺で、ごく一般的な感じです。
ワンタンは、多すぎず、かと言って少な過ぎない肉の量の適度なワンタンで、皮は麺と同じ生地なのでしょうか、カンスイの決まった黄色い皮です( ^o^)ノ。
取り立てて、ものすごく美味しいと言うわけではないのですが、いつでも食べられる味、と言う感じで、食事にはもちろん、例えばお酒を飲んだ後に食べたら、べらぼうに美味しいんだろうなぁ…と下戸な私が思ってみたりしました(^^;。
ある意味、秋葉原の生き証人のようなお店です。
末永く、続いて欲しいですね…( ^o^)ノ。