松戸 ルウァンタイ
松戸の『ルウァンタイ』にて、ランチを食べて来ました( ^o^)ノ。
母の関係で物心がつく前からタイには何度も遊びに行っていた私なのですが、実際に記憶があるのは何回かで、しかも幼少だったこともあり、いろんな思い出が溶けた砂糖菓子が冷えて固まった様に、モザイク状に混ざってしまっていて、どれがどこでいつの思い出なのか、と言うのが曖昧模糊としています(^^;。
そんなわけで、いろんな思い出がたくさんあるのですが、場所と名前が一致するものは少ないのが本音なのです。
が、逆に言うと、場所と名前が関係ない思い出の関しては、非常に鮮明に記憶に刻まれています。
具体的に言うと、舌と鼻に残る記憶は非常に鮮明で、忘れていても再度出会うと、煌めくような勢いで記憶が蘇ります(^^;。
そんなわけで、味と香りでタイを覚えているのですが、大人になってからタイ料理店に行っても、タイを思い出すお店、思い出さないお店、色々あるのですが、この日行った『ルウァンタイ』は、前者のお店でした( ^o^)ノ。
カミさんと息子を伴ってお店に向かいましたが、楽しみな私と違って、カミさんは少し懐疑的な足取り。
あとで気がつきましたが、「タイ料理 イコール 辛い」、と言うイメージがあったそうで、確かにそのイメージは間違いないですが、辛くない料理もたくさんあるので、そう言うのは私に聞いて欲しいなぁ…と思いつつ、後述、カミさんはしっかりと辛い料理を食べることになりました(^^;。
お店の前に着くと、一見、営業しているのか分からないような外見ですが、入口に「Open」の掛札があったので、恐る恐る中に入ると、すでにほぼ満席で、テーブル席が1つだけ空いていて、6人がけだったのですが、申し訳ないと思いつつ、うちら家族3人で座らせて頂きました(^^;。
アルミのコップに冷たいお冷やを注いで持って来てくれた店員さんが、それと一緒にメニューも差し出します。
受け取ってランチメニューの冊子を先にカミさんに渡し、私がグランドメニューに目を通しますが、開いた瞬間に目が輝いてしまいました( ^o^)ノ。
日本では思いつかないような具材の取り合わせの料理、懐かしい名前…どれもこれも食べたくなって仕方がありません(^^;。
散々悩んだ末、私は肉出汁のスープに浸かったクイッティオ(ビーフン)、カミさんはガパオライス、息子にはタイ風のエビチャーハンを選びました。
その他、一品料理で鳥の焼物、あとナマズのスパイシー揚げを注文。
まずはサラダが運ばれて来て、これは普通に千切りのキャベツなどの野菜に市販のドレッシングがかかっただけのものなのですが、続いて料理がどんどん運ばれて来ました( ^o^)ノ。
息子のエビチャーハンは、しっかりと味付けがされていて、モヤシの混ざった少し変わったチャーハンなのですが、少し甘いのが美味しくて、カミさんは目を丸くしていました(^^;。
息子も、美味しそうに食べていましたが、慣れない味付けに最初は戸惑っていたようです(^^;。
カミさんのガパオライスは、一見すると非常に綺麗な盛り付けで、「崩して食べるのがもったいない…」、と独り言ち。
ただ、実際の食べてみると、最初の一口から、咀嚼しているうちに湧き上がるような辛さが膨れ上がって来て、最終的には「非常の辛い」(^^;。
それでもお冷やを飲みながら、必死に食べていたのは、やっぱり美味しかったのだと思います(^^;。
私のクイッティオは、肉出汁のスープに浸かった、言うなればタイ風のラーメン、又はフォーのような感じです。
麺はかなりザラザラで、日本人が好むようなツルツルさは全くありません。
しかし、アッサリとしつつ味の濃いスープ、上に乗った鶏肉やひき肉も美味しく、パクチーの代わりに香菜としてセロリが載っていたのですが、これはこれで清涼感があります( ^o^)ノ
ちなみに半ライスが付いてきたのですが、普通の日本米でした(^^;。
鳥の焼物は、タイ独特の香辛料がかかっており、つけダレも一風変わっていて、カミさんはスイートチリソースの方が好みのようでした(^^;。
ナマズのスパイシー揚げは、カレーのような香辛料がたっぷりとまぶしてあって、そして沢山も野菜と一緒に炒めてあり、かなりホットな辛さです(^^;。
ナマズ自体はフワフワのフリッターで、少し乗ったパクチーが良い感じです( ^o^)ノ。
そして、最後にタピオカのデザートがつくのですが、カミさんは、最近流行りの紅茶の中に入っている、黒い1cmくらいのムニュムニュした玉がタピオカだと思っていたらしく、ココナッツミルクに入った、小さくて透明で、舌で潰すと溶けてしまうようなタピオカは、かなり驚いていました(^^;。
全体的に結構なボリュームがあって、この時点で完全に満腹…申し訳ないのですが夕飯は食べられそうにありません(^^;。
日本で営業している以上、日本人の好みに合わせたタイ料理なのですが、それでもタイ料理独特のエスプリはしっかりと残しており、注文の時に伝えてくれれば、基本的にそれに添うように調理してくれるそうなので、帰宅してからお袋に伝えたところ、「じゃぁ現地の人が食べるタイ料理をお願いしたいっ!」、と宣わっていました(^^;。
どうしても食べてみたい料理がまだいくつもあるので、近いうちにまた行きたいと思います。
今度はもっと、お腹を減らして…( ^o^)ノ。