松本コウイチの徒然日記

秋葉原 凱婷縁 「李鉄拐」

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

秋葉原の『凱婷縁』にて、「李鉄拐」を食べて来ました( ^o^)ノ。

中国の道教における有名な八仙を、モチーフにした『凱婷縁』のラーメンですが、今回はその中でも「李鉄拐」に挑戦です( ^o^)ノ。

李鉄拐と言っても、日本であまり知られていないかも知れません。
しかし、このエピソードは有名だと思います。

李鉄拐が遠方に用事があって、肉体から魂だけを抜き出て赴くことになり、その際、弟子には「七日で帰ってくる。その間、私の身体を見守っていて欲しい。しかし、もしも七日経っても帰ってこなければ、私の身体は焼いてしまいなさい」、と命じました。
しかし、六日目に弟子の母親が重い病にかかってしまい、その母に会いに行くために弟子は、「もうどうせ先生は帰ってこないだろう」、と思い込んで、七日を待たずして李鉄拐の身体を焼き、その場を離れてしまった。
七日経って李鉄拐の魂は戻ってきたが、既に身体は焼かれてしまっていたので、そばにあった死んだ乞食の身体に乗り移って、蘇った。
その際、その乞食は足が悪かった為、鉄の杖をつくようになった。
その為、”鉄拐”と呼ばれるようになった、と。

とまぁこの辺の話しはさておき、ラーメンです(^^;。

この日は、先週の土曜日に食べられなかったリベンジ、と思ってお店に向かいました。

時間的にはかなりお昼時からズレていたので、お店には女性の先客が一人いるだけでした。
…が、後ほどこの方がオーナーさんだったと知ることに…(^^;。

本音を言うと、この日はなんか海苔が食べたくて、「漢鍾離(かんしょうり)」を食べようかと思っていたのですが、何をどう間違えたのか、漢鍾離と李鉄拐を勘違いしていました(^^;。

席に着いてから、何気なくメニューを見ていたら、どうも私が「漢鍾離」と思って注文したのは「李鉄拐」であることに気がついたのですが、最早注文した後でした(^^;。


(どうりで食券機でお釣りが違うよなぁ…と思いました(^^;)。

それでもまだ食べたことのない「李鉄拐」だったので、実際の「李鉄拐」って、どんな仙人だったったっけ…? と思って、スマホで調べてみて、上記のエピソードを思い出しました(^^;。

ちなみに、残念ながらこの日は炊き込みご飯は売り切れていました…いつも楽しみにしていたので、ちょっと残念(^^;。

今回私の注文した「李鉄拐」は、スープが煮干しか魚介かを選べるのですが、以前「曹国舅」で魚介は食べていたので、煮干しでお願いしました。

これが大正解( ^o^)ノ。

実際に食べてみて、個人的には、この煮干しスープが一番のお気に入りになりました( ^o^)ノ。
てっきり、ベースのスープがあって、煮干し粉をガッツリ入れて「はい、煮干しスープです」、みたいな感じにするのかなぁ、と思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

まるでコンクリートを溶かしたような灰色のスープは、濃厚に煮干しが溶け込んでいて、それでいてクドすぎたり苦かったりもせず、極めてパンチの強いスープに仕上がっています( ^o^)ノ。


塩気が濃い、と言うわけではないのですが、非常に味が濃いです!

『凱婷縁』のラーメンの中でも、最もオーソドックスなラーメン、ということもあって、華美な特徴があったりするわけではないのですが、個人的には今まで食べて来た5人の仙人の中で、一番美味しかったです…( ^o^)ノ。

ちなみに「李鉄拐」と言えば、瓢箪が有名ですが、今回のラーメンには瓢箪のモチーフは無いのだとか。

尤も、八仙の中でも「李鉄拐」は代表的な仙人。
あの孫悟空が喰っちゃったと言う桃の、蟠桃園の女主人である西王母に師事し、後に漢鍾離を導いたのだとか。
その漢鍾離の弟子が呂洞賓と曹国舅ですし、そう言う意味では八仙の中では、やはり最も代表的な仙人なのかも。

そう言う意味で、『凱婷縁』の最も代表的な、つまり一番オーソドックスなラーメン、と言う意味合いなのかも知れませんね(^^;。

そんなわけで、残すところあと3種類のラーメンとなりました…( ^o^)ノ。
…2020年中には八仙をコンプリート出来ませんでしたが、来年中には、シャーマンを卒業出来そうです…(^^;。

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