小石川 福井屋 「カレー南蛮」
小石川の『福井屋』にて、「カレー南蛮」を食べて来ました。
この日、茗荷谷の物件に入っていたのですが完全なお昼難民(^^;。
行きたかったとろろのお店もお休みで、とにもかくにもどこに行ってもお休みばかり。
万策尽きたので、とって返してコンビニで済まそうか…なんて思っているときに、こちらの『福井屋』さんを見つけました。
昔懐かしい町のお蕎麦屋さん、と言う感じで味のある佇(たたず)まい。
なにとはなしに、吸い込まれるように店の中に入ってしまいました(^^;。
お店に入ると、店員さんがテーブル席に着きながらTVを観ていました。
慌てて飛び上がって、「らっしゃいませ~」、と(^^;。
んで、私も小さなテーブルに着きながら、壁に掲げられた献立表を見てみます。
セットとか、”ちから” とかに心がそそられたのですが、なんかこの日、しっかりと食べたいなぁ…と思い、注文したのは「カレー南蛮」でした( ^o^)ノ。
すぐに、「蕎麦にしますか? うどんにしますか?」、と聞かれたのですが、ここは一つ、お蕎麦でお願いしました。
注文が済んで、ホッと一息ついているとお茶が運ばれてきました。
外が比較的この日は寒かったので、温かいお茶が身に染みます(^^;。
両手で湯飲みを掴んで手を温めながら、TVを観つつ蕎麦が来るのを待ちます。
そして、何かを包丁で切る音、鍋の音、そんなのを聞きながら、運ばれてきたのが、こちら。
まさにそば屋のカレー南蛮、と言った感じの「カレー南蛮」で、長ネギの代わりに青菜が入っていました( ^o^)ノ。
とろみの付いたカレーつゆがてりてりとしていて、如何にも美味しそうです( ^o^)ノ。
早速箸を取って頂くのですが、ふわっと香る鰹とカレーの香りのコラボレーション…。
食べる前から美味しいことが分かるのですが、実際に食べてみると、ほんのりと甘い、ふくよかな味わいに胃袋が解(と)き解(ほぐ)れていくようです( ^o^)ノ。
蕎麦つゆの感じは比較的薄くて、少し味が薄いなぁ…とも思ったのですが、でも何というか…カレー南蛮って、食べる人の心を、じゅんじゅんに溶かしていく不思議な力があるような気がします( ^o^)ノ。
食べ進めていくと、実はメチャクチャ熱くて、散々口の中を焼いてしまったのですが、それでも手を止めないというか、熱くて痛い思いをしながらも気がつけば、ズゾゾゾゾォ~っと完食してしまっていました(^^;。
思いも掛けず豊かな昼食を取ることが出来たのですが…お店の外に出て、また長い道のりを物件まで戻らなければいけないのか…と、少し憂鬱な気分になった、そんなお昼時の一コマでした…(^^;。