松本コウイチの徒然日記

GERO_Matsuの日記

HP200LXの思い出

 
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GERO_Matsu
千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

ひょんなことから昔使っていたパソコンが出て来たのでご紹介…(^^;。

ヒューレット・パッカードから販売されていた「HP200LX」ってご存じですか( ^o^)ノ?


1994年に発売された超小型のノートパソコンで、形状としてはノートパソコンと言うよりはポケットパソコンでした( ^o^)ノ。
(80年代によく使われたポケコンとは違って、HP200LXは純然たるパソコンです。)

時はWindows95の発売前年で、Windows3.1が次第に普及し始め、パソコンのOSがMSーDOSからWindowsに移行し始めた黎明期です。

当時のパソコンのCPUは、i486やPentiumが主流で、HDDも百MB単位ですが、普及していました。

さてこの「HP200LX」ですが、CPUはi486を遡ること3世代前の186。HDDもなく、画面の大きさも640×200で、当時最も低い解像度の半分程度でした(PC88クラスです(^^;)。
液晶画面にバックライトもなく、暗いところでは全く画面が見えません(^^;。

当然Windowsなんか動くはずもなく、極々一部のマニアがバージョンの古いWindowsをお遊びで動かしたことがある程度でした(^^;。

ただ、このパソコンの凄いところは、なんと単3電池2本で、通常の使用環境なら約2ヶ月前後、動くんです( ^o^)ノ。
ソニーも真っ青、超低燃費というかハンパないスタミナというか、一度電池を取り替えると、次に取り替えるときには「…はて? 前回は取り替えたのはいつだったっけ…?」となります(^^;。
単3電池で動いているので、もし電池が切れたとしても、コンビニに飛び込めばすぐに新しい電池が手に入りますので、事実上無限の駆動時間を誇りました( ^o^)ノ。

さらにサスペンドが非常に早く、電源ボタンを押せば瞬時に電源が落ちて、もう一度電源ボタンを押せば、瞬間的に元の画面に戻ります。

さらにさらにこのパソコンの誇れることとして、このサイズでテンキーが装備されていることです。


一見するとリモコンのボタンのように見える貧相なキーボードですが、キーはゴムではなくプラスティックで出来ており、広く空いた隣のキーとの間隔のおかげで、ミスタイプはほとんどありません。
もちろんブラインドタッチは厳しいので、両手で持って親指でキーを押すスタイルが標準になります。

特にこのキーボードが秀逸で、私を始め、HP200LXを使ったことがある人のほとんどが、今現在に至るも、これ以上のモバイル用キーボードに出会ったことがない、と言うのが多くの共通した意見です( ^o^)ノ。

これらの得難き特徴を得て、HP200LXは世界中のコアなユーザーから愛されました。

非力なCPU、メモリカードで補う数MB単位のストレージと言う限られたスペックの中で、「無いものは作れ」の精神の元、様々なアプリケーションが開発され、ゲームはもちろんのこと、カレンダーや予定表、ベータベースソフトや通信ソフトなど、ありとあらゆるソフトが開発されました。
さらに特徴的だったのが、なんと最初から表計算ソフトである、Lotasー123まで内蔵されていました( ^o^)ノ。

良くも悪くも、パソコンユーザー自体の絶対的な数が少なく、その中でも本当にコアなユーザーから愛された名機でしたので、無いソフトは作る。足りない機能は改造する、と言う感じでした(^^;。

かく言う私も、パソコン本体を分解して水晶発信器を交換し、駆動速度を速めたりしていました(今で言うクロックアップですね(^^;)。
さらに上行く強者は、液晶画面にバックライトを内蔵したり、内蔵メモリを増やしたりする人もいました(^^;。

またコミュニティも活発で、某商用大手BBSのフォーラムを中心にして、専用のケースや画面を照らすライトなどが有志によって販売され、シールなどのノベルティグッズ、銘板を刻印するサービスなんかもあったりしました。

極めて偏執的に愛されたこのHP200LXも、ついには生産終了を迎えましたが、その際には代替出来るマシンが事実上存在しないことを名目に、全国で終了反対、生産続行の署名運動まで起こったほどです(^^;。
それでも結局は生産終了となりましたが、一生分の在庫として、一気に6台まとめ買いをしたヘビーユーザーもいたとか…(^^;。

私も常に持ち歩き、ずっと使い続けていましたが、転職を気に使うのを止めることになりました…。

もうずっと埃をかぶっているHP200LXですが、決して捨てることの出来ない、相棒中の相棒、名機中の名機でした…(´・ω・`)。

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