レトロゲーム互換機 「POLY MEGA」 開封レビュー
レトロゲーム互換機「POLY MEGA」の開封レビューです(^^;。
以前、レトロゲーム互換機の「レトロフーリーク」というモノを購入しました。
これ一台で、ファミコン、スーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブ、ゲームボーイなどのゲームを遊ぶことが出来ます。
以前からファミコンの互換機やスーパーファミコンの互換機、メガドライブの互換機などはあったのですが、PCエンジンやゲームボーイが遊べるとあって、珍しい上に互換機数も多いため、非常に重宝しました( ^o^)ノ。
ただ、そうなるともっと欲が出るのは良くあることで(^^;、PCエンジンやメガドライブのCD-ROM系のゲームも遊びたいなぁ…と思うように…。
ちなみに、一般的にレトロゲームの互換機は、大きく分けて2つの種類があります。
まずは、ハード的に互換を持たせているもの。
これは、当時のゲーム機のハードを、何らかの形で現代のパーツを組み合わせて互換機を作り上げたモノです。
メリットとして、ハード的に互換性を作り上げているので、非常に動作が快適で、玩具としての使い勝手も良いです。
デメリットとして、あくまでも他社が勝手に開発した互換機なので、完全な互換性が保証できず、不具合が出るソフトも少なくないことで、また不具合が出たとしても、対処のしようが事実上ありません。
もう一つの互換機は、ソフトウエア的に互換を持たせているものです。
大体の場合、Linux用に開発された各レトロゲーム機のエミュレーターを小型のLinuxマシンで走らせて互換機として動作しているもので、メリットとしては、互換性が足りなくて不具合の出るソフトは、エミュレーターを改善してアップデートすれば動作させることが出来るようになったり、エミュレーター側の機能として、セーブ機能の無いゲームにセーブ機能を持たせたり、キャラクターのパラメータをいじくって、俗に言う “チート” を働くことも出来ます。
デメリットとして、Linuxマシンの処理速度によって互換機としての速度が遅くなったりします。
「レトロフリーク」や、今回私が入手した「POLY MEGA」は、後者のソフトウェア的に互換を持たせた互換機になります。
「レトロフリーク」と「POLY MEGA」の違いは、「POLY MEGA」はCD-ROMに対応していること。
そして後発だけあって、Linuxマシンとしての性能が格段に向上しており、なんとソニーのプレイステーション1などのゲームも遊べることです。
この「POLY MEGA」ですが、発表は早く、すでに数年前、「レトロフリーク」が発売された頃から開発のアナウンスはありました。
しかし、この手の製品の常で、兎に角開発スケジュールがいい加減というか、まともにスケージュール通りに行く事はめったに無く、数年単位で遅延することはザラです。
この「POLY MEGA」も大々的な発売の前にプレオーダーを募り、私もそれに応募して購入して支払いを済ませたのですが、それからというもの遅延続きで、すっかり存在自体を忘れてしまっていました。
いきなり発送の準備が整ったとの旨の連絡が来て、ある日突然、巨大な段ボール箱が届いた、と言うのが真相です(^^;。
こちらが送られてきた段ボール箱。
国際郵便にしては、綺麗に届きました( ^o^)ノ。
中は梱包が丁寧に施してあり、空きスペースもきちんと処理してあります。
そして、同梱内容を記した紙が。
で、実際に入っていたのがこれらの黒い箱類。
「POLY MEGA」からの挨拶も入っていました。
これが「POLY MEGA」のベースユニット。
これが全ての互換ゲーム機の元となります。
ファミコン用のユニットです。
これから紹介してゆく各ユニットを、ベースユニットに接続して、各ゲームを読み込みます。
メガドライブ用のユニットです。
これだけ箱が少し押しつぶされていますね(^^;。
PCエンジン用のユニットです。
CD-ROMドライブはベースユニットに内蔵されており、CD-ROM^2のゲームは、そっちから読み込みます。
スーパーファミコン用のユニットです。
メガドライブのゲーム用のパッドです。
最初からメガドライブユニットに1台同梱されていますが、なぜだかこれ1個だけ、別途購入したようです…買った本人が何故購入したのかを、忘れています(^^;。
ベースユニットの外観です。
意外と大きいです(^^;。
ベースユニットを取り出すと、中からワイヤレスコントローラーと、そのUSBドングルが出て来ました。
付属品を全部取り出してみました。
ACコンバーターユニット、HDMIケーブル、簡単な説明書とワイヤレスコントローラーです。
実際にワイヤレスコントローラーを持ってみたところですが、意外なほど質感やクリック感が良いです。
格安の互換機に附属する、適当なコントローラーとは一線を画す出来栄えです(^^;。
ベースユニットを取り出してみました。
ベースユニットの前面部分です
CD-ROMのローディングスロット、USB端子、電源ボタンが見えます。
PCエンジンやメガドライブのCD-ROM、プレイステーションのゲームはここから読み込みます。
側面です。
ベースユニットに各ゲームユニットと取り付ける為の、ダミーケースを取り外すスイッチがあります。
また、放熱用のスリットから、厳つい放熱器が見えます(^^;。
底面です。
右上に観えるのがM.2 SSDの増設口で、実は「POLY MEGA」は読み込んだゲームをSSDに記録して、ゲームユニットが無くても、メインユニットだけで使用することが出来ます。
逆に言うと、各ゲームユニットの利用意義は、カセットタイプのゲームを読み込むため、また各ゲーム機のコントローラ-を使用するため、”だけ” ですね(^^;。
メインユニットから、ダミーケースを取り外すところです。
メインユニットからダミーケースを取り外すと、こんな感じになります。
ファミコン用のゲームユニットです。
メガドライブ用のゲームユニットです。
PCエンジン用のゲームユニットです。
スーパーファミコン用のゲームユニットです。
PCエンジン用のゲームユニットをメインユニットに接続してみました。
ちなみに、このファミコン用のゲームユニットですが…。
厳密に言えば、北米版ファミコン、つまりNES(Nintendo Entertaiment System)用となっていまして、日本国内用のファミコンカセットは、コネクタのピン数が違うためにそのままでは接続できません。
別売の変換コネクタが必要となります(^^;。
ざっと簡単に開封の様子を見てきましたが、最近の発表でなんと「POLY MEGA」、Nintedo64にも対応するんだそうで、専用のゲームユニットが後日発売になるそうです。
私はN64も持っていたので、是非とも入手したいところですが…買えるのかな(^^;?
と言うわけで、いつになるか分かりませんが、今度は動作レビューも書いてみたいと思います…まぁ、いつか(^^;。