上野 大和 「冷製すだちそば」
上野稲荷町の『志那そば 大和』にて、「冷製すだちそば」を食べて来ました( ^o^)ノ。
カミさんと息子を連れての昼食。
以前私が書いたブログの記事を見て、「ここに行きたい」、と言うリクエストが、『大和』でした。
そんなわけで、一緒に来たこちら。
お店の前で、看板の写真を見ながら何を食べようか考えていますが、私はふと観た、「冷製すだちそば」に目が留まり、心が決まりました( ^o^)ノ。
ちなみにカミさんと息子は、黒醤油の焼豚ワンタンメンとワンタンメンにしました。
丁度座った席が4人用にテーブルをくっつけた席だったので、すぐに座ることが出来たのですが、後から来た家族連れが、向かい合わせの2人席のテーブルしか空いてなくて、暫く待つこととなってしまいました。
私たちが食べている間、ずっと待つことになってしまったのですが、正直、まぁうるさいこと…(^^;。
うちは、お店では騒がないよう、子供を躾けようと心から思いました(^^;。
そんなこんなで、まずはカミさん、
そして息子のラーメンが運ばれて来ました。
ちなみに、息子の分は何も言わずに取り分け用の椀が出されました…こう言う、何も言わないでもしてくれるサービスって、本当に有り難いです(^^;。
そして最後に、私の「冷製すだちそば」が運ばれて来ました。
早速箸を取って食べてみるのですが、さっぱりとしたスープに、冷たい麺…これだけでもう、暑熱にさらされた身体には、甘露の如く染み込みます(^^;。
細かいことを言えば、麺が全粒粉を使った、あまりツルツル感のない麺ですので、ちょっと食べ難いというか、ツルツル入って来ないので、食感が少し良くないようにも思えます。
また、清涼感のために大根おろしが入っているのでしょうが、味がボケてしまうので蛇足だと思いました。
そしてなによりも、すだちそのものが、非常に邪魔、と言うか…(^^;。
そんなことを言ってしまうと、このラーメン自体の存在価値がないじゃないか、と思うかも知れませんが、まずすだちの皮が固すぎるしなにより苦い。
種は邪魔だし、思ったほど風味がスープに移っていないので、それほどすだち自体のありがたみがありません。
すだちを搾って果汁を加えられるような、そんな部分があったらなぁ…と思いました。
と言うか、すだちの皮の苦さが、スープに移ってしまい、スープ全体が仄かに苦い…。いや、最後の方は純然たる苦みが出てしまって、本当にもったいない、と思いました。
スープ自体は、鰹節、鶏、煮干しの出汁が、実にバランス良く出ていて、心が濯がれるような美味しさだっただけに、本当に残念でした…。
絵的には映えると思うのですが、個人的にはもう少しブラッシュアップを図った方が良いのでは、と思った次第です。
カミさんと息子は満足いったようでしたので、私も、正直、温かいラーメンにした方が、満足いく食事になったのかなぁ…と、少しだけ後悔してしまいました…。
ベースは非常に美味しく完成度の高いラーメンなだけに、ちょっと残念な結果になってしまいました。
次は、普通の温かいラーメンを食べようと思います(^^;。