松本コウイチの徒然日記

上野御徒町 珍満 「タンメン」

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

御徒町の『珍満』にて、「タンメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。

こちらのお店、もう随分と昔、今のお店になる前の古い建物だった頃、近くに現場があって、やたら美味しいタンメンを食べさせてくれるとお店と言うことで、随分と通った記憶があります。

しかし、お店が綺麗になってから、妙に麺が柔らかかったり味が薄かったりと、なんか安定しなくなってしまって、徐々に足が遠のいてしまいました。


今回入ったのは、十数年ぶりで、以前の場所と変わらずお店があって、思わず嬉しくなってしまいました( ^o^)ノ。


お店の前で、何を食べようか少し考えたのですが、やっぱり昔通りタンメンを食べようかなぁ…と思ってお店に入ったのですが、そこからが大変で…。

お昼をちょっと過ぎた時間だったのですが、店内はほぼ満席。
カウンターが2~3席空いているのですが、食べた後の丼がまだ残っていたり、カウンターの向こうから料理を出してくる場所に活用されていたりと、どこに座って良いのかも分かりません。

厨房内には3~4人の料理人がいるのですが、客席を仕切のは一人の女性だけで、まぁ確かに忙しそうなのですが、その割には先に席に着いているお客さんからオーダーを取るのに、何やら話し込んでしまって要を得ません。

こう言った時期なので、勝手に席に着いて良いモノか思案していたのですが、その間ずっと待ちぼうけ。
オーダーを取り終わった店員さんも、私に一瞥もくれることなく私の前を通って餃子を運んでいます。

こりゃ忙しいのかなぁ…と思いつつ、どうしようか困っていると、後ろから入ってきた男性客に目を留めた店員さんが、「あら~、ちょっと待ってね~、今片付けるから~」、と声を掛けて、お客さんも「良いよ、待ってるから」、と返しています。

その間も、餃子や炒飯がカウンターの向こうから出されて、運びつつ、お客さんと会話を交わす店員さん。
一向に席が用意されません。

5分ほど待ったけど、一切の要領が得られないので、流石に頭に来て、「席は空くのか? ここは飯を食わせるのか?」と聞いたら、「今、他の人が休憩に入っちゃって、忙しいのよ~、ちょっと待ってね~」、と、ここで初めて会話。

ようやく席が空いて、タンメンを注文しましたが、どうも、お店にいる人、ほぼ全員が常連さんのようです。

ビールを飲んだり、気軽につまみや餃子を頼んだり。
その都度、店員さんと楽しげに会話を交わしています。

正直言って、常連ばかりに気を取られていて、私は完全に空気状態。
あまり気分の良いモノではありません。

タンメンが来て、普通に食べますが、味もしっかりとしたタンメンで、麺もコシがあって美味しいです。


野菜が少しクタッとしていますが、テロテロと言うほどでもなく、普通に美味しいです。

ただ、味以前に、お店の対応と雰囲気に辟易としてしまって、美味しく食べる、と言うよりかは、早く食べてとっとと出て行きたい、と言う思いが強くて、味も頭に入ってきません。

食べ終わって支払いをして、さっさとお店を出て来ましたが、イライラは変わりませんでした。

こんな常連ばかり相手にしているお店じゃぁなぁ…と思いつつ、逆に言えば、嫌ならもう二度と行かなければ良いだけの話しで、常連だけで商売が出来るのであれば、それはそれで世界が成立しているので、私が関われないだけで、構わないのかなぁ、とも思います。

逆に思ったのが、常連、と言う立場とお店の対応。

私も、常連と言うほどでは無いにしろ、足繁く通うお店はありますし、お店の人も私のことを覚えていてくれて、行けば話しかけてくれます。

それはそれで非常に嬉しいのですが、周りが常連さんだけならまだ良いのでしょうが、初めてのお客さんが来た時、常連とお店の人との間だけで世界が成立していたら、始めて来た人はどう思うのかなぁ…と改めて思いました。

それはそれで良い、と言う考えもあるでしょうが、結果として、それによって新しいお客さんがつきにくくなって、最終的にはお店に対してマイナスの影響になってしまうのではないか、と。
もし、そうなったとしたら、大好きで通うお店に申し訳ないことですし、回り回って、常連が大好きなお店を衰退させてしまうことになるかも知れません。

そう思ったとき、必要以上の馴れ合いは良くないし、お店の中は公共の場であって、お友達同士の興の場ではない、と、改めて思い直しました。

ただ、それもまた四角四面な、お堅い考えだとも思いますし、はっきり言って、答えのない、難しくも曖昧な問題なんだろうなぁ…と思った次第です…。

なにごとも、節度、と言うモノが重要なのかも知れませんね…。

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