Amazon Kindleを買ってみた その2 『実用編』
Amazonの『Kindle』の使用感です( ^o^)ノ。
初めてKindleを紹介してから、すでに10日以上経ちましたが、その間、少しづつではありますが、kndleを使ってみた率直な感想を、書き込んでいこうと思います( ^o^)ノ。
なんと言っても、感想としてはこれに尽きます。
・遅い
・見難い
と言う…。
デメリット的な感覚が最初に来ました。
と言うのも、どうしてもスマホの感覚で扱ってしまう面があり、e-inkを利用したKindleの、一拍から二拍ほど遅れる操作感覚、と言うのは、なかなか慣れないモノがあります。
また、スマホでもKindleアプリが提供されているので、そちらで書籍を読めば、より早く快適に扱えます。
見難いと言う評価も、現状e-inkがモノクロである以上、カラーが楽しめるスマホと比べると、土俵自体が違ってしまう、と言う欠点もあるのですが、それを抜きにしてモノクロのページを参考にしたとしても、完全な白をバックに黒を描画するスマホと違って、灰色に近い白をバックに黒を描画するKindleとでは、どうしても彩度の差が出てしまい、白黒にメリハリがなくて見難いです。
結果として、細かい部分が見難くて、目を凝らす必要が出てきます。
特に、コミックの文字のルビや、活字化されていない作者の手書きの書き込みなどは、総じて文字が小さい場合が多く、極めて見難いです。
もちろん、スマホの場合は自発光媒体ですので、目に辛い、と言うのはあるのでしょうが、今までスマホで書籍を読んでいた身とすれば、Kindleの見難さばかりが気になってしまい、その上で操作性が悪いとくれば、正直なところ、Kindleを選択する必要性が全く見当たりません。
これで、Kindleの画面の大きさがB5やA4ほどもあって、大きい画面を楽しめると言うメリットがあるのならば勝手も違ってくるのでしょうが、最近のスマホは画面も大きく、特に私の使っているiPhone12 ProMaxは6.7インチと、7インチに迫る画面の大きさですので、はっきり言ってKindleより画面が大きいです。
また、最高だったのがiPadでの利用で、正直言って、iPadでKindleアプリを利用するのが、尤も使いやすく見やすい最適解だと思いました。
もちろん、Kindleは、先に述べたように自発光ではない分、目に優しいとか、バッテリーの保ちが良い、軽い、スマホやタブレットと比べて安価である、と言う利点はありますが、返してスマホやタブレットは、それらの欠点を補ってあまりあるほどの快適性があります。
と言うことで、私の今後の活用方法としては、家でゆっくりと書籍を読む場合、原則としてタブレット(iPad)を、または手軽なときはスマホを使用し、外出時に、電車やバスでの移動時間帯に読むように、常にカバンに入れておく媒体として、Kindleを使うようになるのかなぁ、と思います。
ただ、最後になりましたが、Kindleとスマホの、絶対的に違う面があることをご紹介して、終わりにしたいと思います。
これは、スマホとタブレット、中でもiPhoneとiPadに限定されたことなのですが、iPhoneやiPadのKindleアプリからは、書籍を購入することが出来ません。
これは、iPhoneやiPadでモノを購入する場合、必ずAppleを通す必要があり、この際に手数料がかかるためです。
なので、もし、iPhoneやiPadで、Kindle用の書籍を購入しようとすると、書籍代の他に、Appleへの手数料が発生することになります。
パソコン上やAndroid端末では、このような手数料は発生しないので、iPhoneやiPadユーザーは不利益を被ることとなり、これを許容しないAmazonが、最初からiPhoneやiPadでは書籍を購入出来ないように処理しているためです。
もちろん、無料の書籍やサンプルはダウンロードすることが出来ますが、有料の書籍については、今後Appleが約款を改定するまでは、購入することが出来ません。
なので、iPhoneやiPadで有料の書籍を読みたい場合、予めPCやAndroid端末、またはKindle本体で書籍を購入しておく必要があります。
この辺は、Appleの囲い込みや、Apple経済圏での独自利権とも言われていますが…。
なんとも、歯がゆい問題でもあります…。