求名 ゆばせい 「ゆばさし御膳」
求名の『ゆばせい』にて、「ゆばさし御膳」を食べて来ました( ^o^)ノ。
私にとって求名はちょっと思い入れのある場所で、埼玉にあった某大学が求名に新しい大学を設立し、そこの学生募集に私も引っかかりました。
当時の求名は駅前に何もなく、駅も無人。
しかも私の住む松戸からはかなり遠く、結局そちらには進学しませんでした。
しかし、ギリギリまで迷っていたので、何度か現地に足を運んで、実際の通学や生活環境などを調べてことがあって、そんなこんなで思い入れがありました。
大人になってひょんなことから東金や成東、そして求名にも仕事で行く機会が出来て、何十年も経て再び求名に縁が出来ました。
そんなわけで、何度か足を運んでいるとなると気になるお店がいくつも出来て、こちら『ゆばせい』さんもずっと気になっていたお店でした。
しかし、『ゆばせい』さんのあたりは俗に言うラーメン街道で、非常にラーメン屋さんの多い場所。
どうしてもそっちに目が行ってしまい、長く『ゆばせい』さんにお邪魔することがありませんでした。
しかしこの日、漸くお邪魔する機会を得ることが出来ました( ^o^)ノ。

広めの駐車場にクルマを停めて店内に入ると、左手に豆腐などを主体とした直売所があり、右手に店内飲食の出来るレストランコーナーがありました。
お店に入るとすぐに店員さんが気がついて、「ご飲食ですか?」、と声を掛けてくれました。
頷いて人数を伝えると、カウンター席に通されました。
席に着いてメニュー表を眺めていると、すぐに温かいお茶を持って来てくれました。

初めての訪問とあってどんなものが美味しいのか皆目見当が付きませんが、とりあえず私が大好きな湯葉刺しが楽しめる、「ゆばさし御膳」をお願いしました。
すると、ご飯の量などを聞かれましたが、その後、「お汁粉がサービスになっています。ご自由にどうぞ」と言われ、振り返ると保温器がありました。
立って受け取りに行くと、なんとお豆腐の入っているお汁粉だそうです( ^o^)ノ。
保温器の底の方からかき混ぜて、しっかりと小豆の粒と、その豆腐をすくって備え付けの紙コップに注ぎます。

席に戻ってふ~ふ~しながら頂くと、甘さ控えめのほんわかとした美味しさがふわ~っと口内に広がります( ^o^)ノ。
お豆腐も頂いてみましたが、食感としてはとても柔らかい牛皮のような感じで、普通のお豆腐ではないようです( ^o^)ノ。
そんなことをしていると、前菜が運ばれてきました。

受け取ってみると、豆腐、胡麻豆腐、豆乳のセット。
卓上の好きな調味料で味付けをして、豆乳はそのまま召し上がってください、とのこと。
早速頂いてみますが、豆の香りがしっかりと感じられるお豆腐です( ^o^)ノ。
豆乳も、ねっとりとした濃さがあり、いつも飲んでいるさらりとした豆乳とはまったく違います。
そして、ついに「ゆばさし御膳」が運ばれてきました。

8枚もある、たっぷりと食べられる湯葉に、大豆とひじきの煮物、そして卯の花の煮物。
香の物と、味噌汁は豆腐とがんもどきです( ^o^)ノ。
ちなみにデザートに豆腐プリンも付いてきます(^^;。
早速、湯葉刺しを頂きます( ^o^)ノ。
いつも家で食べる引き上げ湯葉はとろりとした美味しさがありますが、「ゆばせい」さんの湯葉は、しっかりとした歯応えのある湯葉です。
そして、ふわぁ~っと豆腐の香気が、鼻腔を駆け抜けていきます( ^o^)ノ。
なんか、ココロが濯がれるような美味しさです…( ^o^)ノ。
しかもこの湯葉が8枚もあり、しっかりと食べられるのが嬉しいです!
大豆づくしの定食をじっくりと味わって、最後は豆腐プリンで締めました(^^;。
お汁粉や前菜もそうですが、全部に気を使っていて、手を抜いているところが全然無い定食。
所謂和風のフルコース料理でした( ^o^)ノ。
大満足でお店を後にしましたが、今度は是非「ゆば丼御膳」を食べたくなりました。
…湯葉、というか大豆の美味しい深みを知ることが出来た、本当にありがたいお店でした…( ^o^)ノ。