銀座 むぎとオリーブ 「蛤SOBA」

銀座の『むぎとオリーブ』にて、「蛤SOBA」を食べて来ました( ^o^)ノ。
本来は午前中で終わるはずだった銀座の物件。
急遽追加案件のため、そのまま午後まで銀座に居座ることになりました。
なので、事務所に戻ってから食事を摂ろうと思っていたのですが、大急ぎで銀座の食事処を探す羽目に。
とは言ってもそこは銀座。
ラーメン店に限っても探せばすぐにわんさと出てくる御土地柄(^^;。
問題はそのたくさんの候補の中から、自分にとって一番美味しいお店を見つけ出すことです(^^;。
何度か通って、美味しいと知っているお店も何軒かあって、そこにしようか迷ったのですが、今日は冒険してみようと思い立ち、ネットの評価などを元に美味しいと思われるお店に足を運びました。
それが、『むぎとオリーブ』さんでした( ^o^)ノ。
私でも知っている有名店で、その名前は幾度か目にしたことがありましたが、食べに行けるようなときでも都度大変な並び客を前に、諦めていました(^^;。
ところがこの日は待ち客ゼロ。
正確に言うと、食券を先に買っている人が店内にいて、その人が外に出て待っていたので待ち客ゼロ、と言うわけではなかったのですが(^^;、それでもここまで待ち客が少ないのを見るのは初めてでした(^^;。
そんなわけで、私も先客さんが食券を購入して外に出てきたところで、入れ替わるようにして店内に入って食券機の前に立ちます。
キャッシュレス決済のみとのことでクレジットカードを差し込みつつ、何を食べようか考えます。
いろいろと美味しそうなのですが、「蛤(はまぐり)」の文字を見て心がすぐに決まり、「蛤SOBA」を選択しました。
正直、ラーメンとしては高額な部類だったので、清水の舞台から飛び降りるような覚悟でした(^^;。
そんなわけで食券を購入、程なくして席が空き、お店の中に招じ入れられました。
先に食券は渡していたので、まずはお冷やで喉を潤します。
んで、いつものようにスマホでYelpを開くと、流石は『むぎとオリーブ』さん。
すでに登録があってレビューもたくさん並んでいました(^^;。
そんなことをしつつ、テーブルの紹介などを読んでいると、比較的早くラーメンが届けられました。
観るからに端麗、という言葉がぴったりそうなラーメンで、彩りも非常に良いです。
何より凄いと思ったのが、大きめの蛤が1個、さらに小ぶりの蛤が複数個入っていること。
これが国産蛤だというのですから、市価で考えれば蛤だけでラーメンの値段の半分くらいは行ってしまいそうです(^^;。
兎にも角にもまずは一口。
実際に箸を取って麺をすくい上げてみると、細めのストレート麺で、ボツンボツンとした硬めのコシ。
この手の麺はあっという間にスープを吸ってのびてしまうと思ったので、大急ぎで食べ進めたのですが、残念ながら半ば頃ですでに麺がのび始めてしまいました…無念(^^;。
スープ自体は淡く蛤の風味を感じながら、醤油のゆったりとしたコクが特徴的。
嫌な言い方をすればパンチが無くて薄くぼんやりとした味わい、と捉える向きもあるかも知れませんが、それは人それぞれ。
紹介に依れば100%蛤だけのスープとのことで、その現実は物凄いと思います。
ただ、私個人としては、その割には蛤の旨味があまりにも足りないのでは…とも思いました。
ふんわりとした蛤の風味は感じるのですが、私のような貧乏舌には、もっとガツンとした、直接的な旨味がないと感知出来ないようです…泣。
油揚げ、と言うか厚揚げが入っていたり、非常に面白いとは思ったのですが、厚揚げがラーメンに対して何か供しているものがあるのか、と言われるとちょっと解らなくて、見た目の美しさや、高額な具材の使用は素晴らしいと思うのですが、掛け値なしの正直な話し、私にとっては期待が大きかった分、もっと「美味しい」と思える要素が欲しかったように思います。
総じて、値段の価値があるのかどうかと言えば、内容から言っても適正な価格ではあると思うのですが、同じ金額を出すのであれば、一度経験したということを鑑みた上でも、次は別のものを食べようと思いました。
う~ん…何というか、我ながらキツいことばかり書いているなぁ…と思うのですが、それだけお店の名前に期待していたところがあって、対価以上のものが欲しかった…と言う自分勝手な思い込みかなぁ…とも思います(^^;。
…我ながらわがままなのかなぁ…と、ちょっと反省してみたり…(^^;。