新松戸 たぬきときつね 「もり蕎麦」
新松戸の『たぬきときつね』にて、「もり蕎麦」を食べて来ました( ^o^)ノ。
夜勤明けのこの日。
パートから帰ってきたカミさんが爆睡する私を起こし、「お昼、どうしようか」、と。
何か残り物を食べても良かったのですが、珍しく平日にカミさんと一緒にいられるので、折角だから外で食べよう、と言うことになりました。
しかし、息子が帰ってくる時間もあるのであまり遠くに行くわけにも行きません。
とりあえずカミさんに何を食べたいか聞いてみたところ、日本蕎麦が食べたい、と言うので、何軒か候補を考えたのですが、ふとここ数年行っていないお蕎麦屋さんを思い出しました。
それが新松戸の『たぬきときつね』さんでした。
思い立ったが吉日です。
すぐに準備をして…と思ったら、カミさんは「洗濯物を回すまで待って」、と。
昨晩の私の作業着が極めて臭かったので、それをなんとかしてからにしたかったようです(^^;。
そんなわけで、少ししてから家を出て、順調にお店に着きました。
お店に着いて、近隣の駐車場を探したのですがお店の直近には見つからず、困っていたところカミさんが「お店の駐車場って確かあったよね?」、と言い出しました。
私はすっかり忘れていたのですが、しっかりとお店の隣に駐車場がありました(^^;。
運良く空いていたので、頭を掻き掻き、クルマを停めてお店へ。
お昼時も過ぎた時間帯だったので、お店には数組の先客しか無く、すぐにテーブル席に着くことが出来ました。
メニューを見ながら何を食べようか考えるのですが、やっぱり私は今回も「もり蕎麦」にしてしまいました。
ちなみにカミさんは「冷やしたぬき蕎麦」を選択。天かすが大好きなんですよね(^^;。
少しして、まずは私の「もり蕎麦」が運ばれてきました。
前も思ったのですが、非常に綺麗な盛り付けのお蕎麦です( ^o^)ノ。
蕎麦つゆの他にピンク岩塩も添えてあり、塩蕎麦も乙なモノです( ^o^)ノ。
続いてカミさんの「冷やしたぬき蕎麦」。
冷たいお蕎麦に天かすと油揚げが乗っています。
その両方とも、カミさんの好物なんですよね…(^^;。
と言うわけで、早速箸を取って頂くのですが、まずは塩蕎麦で一口。
蕎麦そのものの味がよく分かる食べ方ですね( ^o^)ノ。
実際に食べてみると、野太い蕎麦に固い歯ごたえ。
つるりとしていないので喉越しは極めて良くないのですが、その分咀嚼が進み、よく噛むと蕎麦の甘みが感じられます。
続いて蕎麦つゆで頂きます。
蕎麦つゆはかなり甘く、ざぶ漬けで頂きました。
兎に角蕎麦の主張が激しいので、蕎麦つゆがなんだか完全な脇役という感じで、正直、バランスがあまり良くありません。
更科蕎麦などの細くて喉越しの良い蕎麦とは全くの正反対の蕎麦なので、純粋に江戸蕎麦と思って食べるとあまりの違いに愕然とします。
それが美味しくない、と言うわけではないのですが、どうしても食べ慣れた蕎麦の前提条件が頭から離れないうちは、「なんて蕎麦なんだ…」という思いがついて回るのですが、逆に既存の蕎麦のイメージを逸脱すると、これはこれで面白い食べ物だ、という風に思えてくるのが不思議です(^^;。
そんなわけで、最後、そば湯をもらって〆ることが出来ました( ^o^)ノ。
正直、自分も当初は蕎麦のイメージとは真逆に位置する独特なお蕎麦なので、これを肯定的に捉えるのが難しかったのはあります。
しかし、これはこれ、それはそれ、全く別個のモノである、という認識を持つと、不思議とまた機会があったら食べたいなぁ…と思えてくるんです(^^;。
先入観念と既存の認識というのは、新しいものを受け入れたり、新鮮な発想を認めようと思うことへのマイナスにつながることがあると思うのですが、それって、結局は自分の世界を狭めてしまうことになり、大局的には損をしていることになると思うので、戒めは常に心に持つべきだなぁ…と、そんなことを思ってしまいました…(^^;。