叔父に、焼豚などを送ってみた
毎年お世話になっている叔父に、焼豚などを送ってみました(^^;。
毎夏、母方の叔父がゴーヤ茶を作って送ってくれます。
血糖値が高い私や親父のために、叔父が血糖値を下げるのに良いと言われるゴーヤ茶を作ってくれるんです。
ここ最近は我が家でもゴーヤを育てて、収穫出来たゴーヤを叔父に送り、お茶にして送り返してもらっています(^^;。
どのような工程で作っているのかは知らないのですが、やっぱり結構な手間だろうとは思います。
お袋にしてみれば実の弟なので頼みやすいのかも知れませんが、私としては叔父に当たる人なので、やっぱり恐縮してしまうところがあります(^^;。
また叔父には以前、釣り道具一式を譲ってもらったり、いろいろとお世話になりました。
なので、ホンの気持ちではありますが、焼豚とか作って送ってみようと思い立ちました。
と言うわけで、まずは材料の用意。
今回、作ろうと思ったのは、焼豚と鰺の燻製。
豚肉はいつでも手に入るのですが、味は近所のスーパーで型の良いものが売られているときでなければどうにもならないので、入手出来るまで待ちました(^^;。
で、首尾良く入手出来たので、まずは鰺を捌きます。
内臓やエラなどを取り除き、塩をまぶして3日ほど冷蔵。
1時間ほど塩抜きをしたら、腹を開くようにして軒先に吊るし、軽く乾かします。
燻製用のスモークチップに火を付けたら、燻製釜に吊るして、概ね60度前後を目標にして2時間ほど燻しました。
あまり色は付かなかったですがしっかり燻せたようです。
今度は屋内で、一晩ほど薫香を馴染まして完成です( ^o^)ノ。
次に焼豚。
スーパーで豚のバラとロースのかたまり肉を買ってきて、それを醤油:酒:味醂を2:1:1で割って煮切ったものに3日ほど漬け込みます。
このとき、鶏肉も安かったので、一緒につけ込みました( ^o^)ノ。
3日経ったつけ汁から取り出して、天日で半日ほど干しました。
んで、焼豚用の吊るし釜を準備。
鶏肉は、最上部に網を乗せ、そこに広げました。
豚肉は、フックにかけて中に吊るします。
蓋をして七輪で温度を上げていきます。
最初は80度台半ばだったのですが…。
あっという間に80度台後半に…。
1時間ほどして戻ってきたら、150度弱まで温度が上がっていました(^^;。
で、焼き上がった焼豚がこちら。
温度が比較的高かった成果、端が少し後家ているようですが…まぁこれも味のうちです(^^;。
これらを、熱いうちにDAISOで買ってきた真空パック機で処理しました( ^o^)ノ。
ちなみに焼いた後の釜がこんな感じ(^^;。
…物凄い量の油です…(^^;。
あとは一晩冷蔵庫で保管して、しっかり冷たくしたところで、クール宅急便を使って叔父に送りました。
後から連絡が来て大変喜んでくれたようなのですが、悲しいことに一番美味しかったのが、他でもない焼豚のタレだったそうで…(^^;。
実は焼豚を焼いている間、残った肉を付けたタレを火に掛けて、大量の砂糖も加えて煮込みました。
最初はタレの中に溶け込んでいた肉のタンパク質が析出して、物凄い量のアクが出るのですが、このアクを丁寧に漉して、とろみが出るまで煮詰めて作ったのが焼豚用のタレになります。
肉の旨味が濃縮された至高の逸品なのですが、叔父は肉よりも魚よりも、これが気に入ったそうで…(^^;。
う~ん…。
ちょっと複雑です(^^;。
まぁ気を取り直して、今度、機会があったら叔父の家に行って、その場で焼豚を焼いてみたいと思っています。
今回は便宜上クール宅急便で冷えた肉を送りましたが、焼豚で一番美味しいのは、焼きたてのヤツをその場で切って食べること。
出来ることであれば、焼きたてのをご飯に乗せて食べてもらいたいですね…( ^o^)ノ。
きっと、その時こそは評価されると思います…(^^;。