神保町 覆麺
神保町の『覆麺』で、会員限定の「ホタテ出汁の悪い奴」を食べて来ました( ^o^)ノ。
作業着の上からジャンバーを着なくても寒くない、そんなちょうど良い日和のこの日、お店に着いたら待ち客なしの空席あり状態。
ラッキー、と思ってすぐにお店に飛び込んだのですが、コレってやっぱりコロナの影響なんでしょうか…ちょっと複雑な気分になりました、“後から”ですが(^^;。
この時は、専ら頭の中は食べることだけ(^^;。
どんな勢いで「悪い奴」を食べてやろうか…そんなことばかり考えていました(^^;。
そんわけで、花木さんに食券を渡します。
いつものように「トッピングは何にしますか?」、と聞かれたので、「青唐をたっぷりでっ」、と伝えると、苦笑した花木さん、実際に仕上がったラーメンにたっぷりの青唐を載せてくれました( ^o^)ノ。
先週も「ホタテ出汁の悪い奴」は食べていたので、だいたいどんな感じかは分かっていたのですが、やっぱりホタテの味わいと言うよりか、まとまっての出汁感の強さ…と思いつつ、ガシガシ食べ進めていきます( ^o^)ノ。
ふと、大将が、「ほぃよ、大盛り〜」と声をかけながら白いものを…と思って視線を向けたら、白丼でした(^^;。
大盛りまでは普段のオレンジとも茶色ともとれる、浅くて広い覆麺丼で提供されるのですが、その上の特盛だけは、白い特別な丼で提供されるんです…(^^;。
小型の洗面器のような丼に、溢れんばかりに乗った「悪い肉」…。
大将が「今日はご飯はないの?」、と聞くと、白丼を迎え撃つお客さんが、「いやぁ〜、もう歳でそんなに食べらせんよ」的な事を言っています…。
いやいや、それ凄いからっ!
その白丼は伊達じゃないからっ!
しかも「悪い奴」で、ガッツリ「悪い肉」も乗ってるからっ!!
余の中には凄い人がいるなぁ…としみじみ思いながらも、私もあれくらい、若い頃は食べたんだろうなぁ…と、近いと思っていたけど遠い自分の若い頃、そんな事を思いながら完食してお店を出ました。
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もう若くないんだなぁ…と、そんな事を思わせてくれて、年相応の食べ方をしろよ、と『覆麺』の暖簾に背中を叩かれた、そんな気のした春先の一頁でした…(^^;。