神保町 覆麺
神保町の『覆麺』にて、「オマールブルーの悪い奴」を食べて来ました( ^o^)ノ。
この日は会員限定とあって、かなり余裕を以て入れるかなぁ…と言うのは甘い考えで、会員限定であろうと、小雨ぱらつく空模様であろうと、混むときは混むんです…(^^;。
かく言う私も、着いた直後は庇の下には入れこそ、店内には既に並び客の状態(^^;。
仕方なしに狭い庇の下で雨を避けながら待っていますが、妙に寒いのと、店外にまで流れ出すスープの香りとで、これはある意味拷問に近い仕打ちです(^^;。
程なくして店内に入れたのですが、この時点で胃袋はアクセル全開(^^;。
実はこの日は徹夜明け。
本来ならお休みで、この時間も寝ているところだったのですが、つまらないことで呼び出されて、その途中で、元気をもらいに『覆麺』に立ち寄った次第です(^^;。
さて、この日は塩ラーメンの次の日。
塩ラーメンの具材をガンガンに炊いた「悪い奴」の日です。
今月の具材はオマールブルーですので、もちろん、オマールブルーをガンガンに炊き込んだメッチャ濃厚なスープなのですが、それとは別に「悪い奴」の日のお楽しみ、「悪い肉」と「超悪い肉」が別途有料トッピングとして用意されています( ^o^)ノ。
これは、豚バラ肉を醤油ダレで炊き上げた塩っぱい肉なんですが、四谷の『がんこラーメン』で言うところの「悪魔肉」のようなモノです(^^;。
私は「悪い肉」は食べたことがあったのですが、「超悪い肉」は未食でした。
なので、この日は注文してみました。
すると、フライパンを取り出し、「悪い肉」をさらに醤油ダレで煮込んでいく大将(^^;。
その間に、数人分のラーメンを仕上げていくのですが、そうしている間にもフライパンの中の醤油ダレが煮詰まり、肉がドンドン悪くなっていきます(^^;。
程なくして、醤油ダレが焦げて、香ばしい香りが店内に充満してきます…(^^;。
正直、胃袋が切なく悲鳴を上げる状態で、早く出来上がらないかなぁ…と、大将と花木さんの流れるような動きを見ながら、じっと自分の分のラーメンが完成するのを待ちます(^^;。
そしてついに差し出されたラーメンは…。
ガツンッと前頭葉を殴られるような衝撃の走る、濃い醤油スープのラーメンです( ^o^)ノ。
追ったオマールブルーの香りもするし、海老の味もするんですが、兎に角美味いんで後はガツガツと食べるだけです(^^;。
「悪い奴」だけあって、かなりタレが強くて塩味がきついのですが、それよりも海老の旨味も非常に強いので、ただ塩っぱいだけのスープではなく、塩味の中にも旨味の華が咲く、そんな感じのスープです( ^o^)ノ。
この日は、『覆麺』愛好家の間で、結構「悪魔」を食べる人がいたようですが、私は流石にそこまで勇気が出ませんでした…その分、「超悪い肉」を(^^;。
「悪魔」は、普段以上に醤油ダレを大量に追加したラーメンですので、ちょっと普通に食べるには我慢大会の様相を呈します(^^;。
それでも「悪魔」は「悪魔」で、タレの甘みなどを感じられる面もあって、偶にやってみたくなる中毒性があります(^^;。
人によっては生卵を落としてもらって、「悪魔」を楽しむ人もいるようですが、私はノーマルな状態で「悪魔」を楽しむ派です(^^;。
まぁ、この日は「悪魔」にはしませんでしたが、「悪魔」はいつも以上にお冷やが進みます(^^;。
「水道水の水割り」と言われるお冷やガブ飲み状態になることもありますが、『覆麺』(と言うか『がんこラーメン』?)の愛好家の間で楽しまれている、ちょっとしたお遊びを含んだ興です(^^;。
…「悪魔」を常食出来るようになったら…漢だとは思いますが、確実に早死にコースだと思います(^^;。
私は長く生きて、息子と長く接していたいですし、長く『覆麺』を楽しみたいです(^^;。
なので、「悪魔」は、偶に嗜(たしな)む程度にしておきます…(^^;。