船橋 かいざん
千葉県は西船橋の『かいざん』にて、「ネギラーメン(ネギW & 大盛り)」を食べて来ました( ^o^)ノ。
多分、10年ぶりくらいの訪問なんですが、妙に「ラーメンショップ」のネギラーメンが食べたくて、お店に向かいました(^^;。
こちらのお店、「かいざん」と名乗っていますが、元々は「ラーメンショップ」の系譜につながるお店で、基本的にメニューもそれに準じたものになっています。
明確に「ラーメンショップ」の差別化を図っているわけではないので、私のような馬鹿舌には「かいざん」と「ラーメンショップ」の差があまり分からないのですが、船橋では非常に人気のあるお店で、同じく津田沼にあるお店も大変な繁盛ぶりです( ^o^)ノ。
この日は完全にお昼時の訪問となり、当然店内には多くの並び客がいたのですが、運がよかったせいか、あれよあれよと言う間に入れ替わりが続き、6人も私の前にいたのですが、実際に並んだのは3分くらいでした(^^;。
さて、こちらのお店は食券制です。
アッと言う間に列が解消されてしまったため、大急ぎで食券を購入しますが、私が食べたかった「ネギ味噌ラーメン」はこちらにはありませんでした。
仕方がないので、一番のおすすめ、と言う「ネギラーメン」をチョイスしましたが、以前、某西千葉にある「ラーメンショップ」でネギラーメンを食べた際、刮目して驚くほどネギが少なくて、怒りを通り越して悲しみを覚えたことがあるので、そうならないために、追加でネギの増量をお願いしました(^^;。
さて、食券を渡すと、お店の人が「お好みの調整はありますか?」、と。
一人一人の好みを聞いてくるなんて、ずいぶん丁寧なお店なんだなぁ…と感心しつつも、正直「本当に久しぶりなんで、よく分からないんです。一番普通のヤツでお願いします」、と伝えて、席に着きます。
一番端の席だったのですが、非常に狭く、混雑時なので仕方がないと思っていたのですが、途中でお店の人が、「奥の方に少し広い席が空きましたので、よかったら席を移動しませんか?」、と言ってきました。
厚意に感謝して席を移動。
程なくして、ラーメンが目の前に差し出されました。
見ると、「これぞラーメンショップのネギラーメン」、と言わんばかりの出で立ちで、Wネギにしたネギの小山の上に、角切りチャーシューが見た目より多めにのっています( ^o^)ノ。
海苔が2枚添えてあるのですが、これがかなり分厚い海苔で、「佳い海苔を使っているんだなぁ…」とちょっと感心してしまいました。
さっそく一口食べてみますが、まさに「ラーメンショップ」の味そのもので、ちょっと脂が強いかと思いましたが、非常に美味しいです( ^o^)ノ。
常々「ラーメンショップ」は豚骨ラーメンだ、と思っていたのですが、その意をさらに強くしました。
驚くほど量の多いネギ、さすがは追加で増量しただけのことはある、と思いましたが、残念だったのがネギがネギとして辛すぎること。
もちろん水にさらしてあるのでしょうが、白髪ネギを作ったことのある人なら分かると思いますが、ネギの辛さは意外としぶとくて、1〜2回、水にさらしたところでネギの辛みは抜けません(^^;。
かと言ってさらしすぎるとネギの風味が消えてしまうので美味しさもなくなってしまいますし、辛みと風味の両立をとったさらしかたと言うのは、個人の好みもあるのでしょうが、非常に難しいところです(^^;。
ましてや、普通の量を食べる分には平気でも、今回の私のようにトッピングでネギを増量していると、ちょっとの辛みでも蓄積して、最後の方は食べるのが辛くなってくる、なんて本末転倒なことになりかねず、まさに私はそんなアホな状況に陥りました(^^;。
スープも、コクがあって濃厚、と言う言い方をすれば良くとれますが、逆に悪く考えれば、非常に下品で、雑多で、”端麗”と言う言葉との対極に位置するスープだとも言えます。
これが「ラーメンショップ」であり「かいざん」の美味しさなのでしょうが、残念なことに、今回の私はネギを増量しすぎてしまい、途中で食べること自体が辛くなってしまいました…。
これはラーメンが悪いのではなく、私の耐性の問題なので、味の善し悪しを云々するのは出来ないと思いますので、今回その評は控えますが、お店の人の気配りなど、お店としてのレベルは非常に高いと思いましたし、なにより美味しさは、高い人気が証明していると思います。
今度行くときはネギの量を普通にして、しっかりと味わって来たいです。
…早くその機会を作りたいなぁ…と思っています(^^;。