芝大門 中華そばと餃子 「味玉中華そば」
芝大門の『中華そばと餃子』にて、「味玉中華そば」を食べて来ました( ^o^)ノ。
実のところ、この辺りは全く土地勘がなく、お昼を食べようと思った際、スマホ片手にいろいろ検索して探さなくてはなりませんでした(^^;。
しかし、どこのお店も私的に決定打に欠けて、後はもう自分の勘を信じてお店に入ろう…と思い、結果として、自分の居た場所から、一番近いお店に入ったのが、こちらの『中華そばと餃子』さんでした(^^;。
散々悩んだ末に、運を天に任せて一番適当に選んだお店だったのですが、食べ終わったとき、「あ、神様っていたんだ…」、と、独り言ちてしまいました…( ^o^)ノ。
そんなわけだったので、期待を持ちつつ、そのくせ全く期待していなかったのですが、目の前に丼を差し出された瞬間、その綺麗さに目を奪われました…( ^o^)ノ。
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お店に入ったときの第一印象は、「少し薄暗いお店なんだなぁ…」、と。
何を食べようか悩んだのですが、オーソドックスなメニューにしようと思ったのはもちろんなのですが、何故かこの日に限って、普段はあまり付けようと思わない味玉に思いが行き、結果として味玉の乗った「味玉中華そば」をチョイス。
ついでに、大盛りにしてもらいました(^^;。
適当にスマホを開いて、運ばれて来るを待っていたのですが、Yelpで登録がなかったので新規登録などをしていると、思いの外、時間が経ってしまい、丁度登録が終わった瞬間、丼が差しだされました。
丼を目の前にして、写真を撮ろうとスマホのカメラを起動したのですが、思わず、そのラーメンとしての姿の美しさに、「あ、これは綺麗に撮りたい…」と思いました(^^;。
別に、飾るように、流れるように盛られた麺ではありませんが、気持ち太めのストレート麺が、適度な油をまといながら、緩く、茶色いスープの中をたゆって沈んでいて、メンマやチャーシュー、味玉と、全体的に茶色くまとまった絵面の中、青ネギのアクセントが綺麗です。
個々を観れば別に普通のラーメンなのですが、なんか、気品みたいなモノがあって、ひときわ自分の目には、鮮烈に映りました。
早速箸を取って食べてみるのですが、ちなみに箸は煤竹の割り箸と、繰返し使える普通の箸がありました。
私は普通の箸を使いましたが、昨今のコロナ禍において、殊更に使い捨ての箸を使いたい人も多いでしょうし、それとは別に、ここ最近一般で方向付けられているSDGsに則って、エコで無為に消費を進めたくない人は、繰返し使える普通の箸を使えば良いでしょう。
手間はかかりますが、この辺の心遣いは、尊いな、と思いました。
で、早速食べてみた一口なのですが、見た目に違わず、非常に素直で、旨味に溢れた、自然な味わいのラーメンです( ^o^)ノ。
俗に言うところの “無化調” と言われるスープの特徴がしっかりとしている、鶏ガラなどの動物系の出汁の味わいと、昆布等の魚介系の味わいが、澄んだスープの中で行儀良く同居しているようで、取り立てて強烈な旨味があるわけでも、また酷く偏った個性が有るわけでも無く、良い意味で個々の特徴を上手に丸めた上で、全体的な味わいのポテンシャルを、高緯度に維持している感じです( ^o^)ノ。
これは美味しい…と心底思いながら箸が進み、あっという間に完食してしまいました( ^o^)ノ。
運を天に任せて、何の期待もしていなかったとお店で、思いもかけず、再訪を願うお店を引き当ててしまいました( ^o^)ノ。
う~ん…。
ラーメンの神様って、いるんだなぁ…と、心底思った、そんなお昼時でした…( ^o^)ノ。