神保町 覆麺
神保町の『覆麺』で、「磯虎魚(いそおこぜ)出汁のつけそば(塩)」を食べて来ました( ^o^)ノ。
この日はいつもの盛況な頃の『覆麺』を思い起こすような、並び客(^^;。
コロナの前はこうだった…としみじみ思いつつ、並ぶお客の最後尾につきますが、嬉しい反面、「時間かかるなぁ…」、と言う、途端にワガママモードも首を擡(もた)げます(^^;。
そうは言っても比較的回転の速い『覆麺』です…と思って居たら、これまた思いの外、なかなか先に進みません。
ん~、食べるのが遅いお客さんが偶々複数いるのかなぁ…と思っていたのですが、大将の妹さんが持って来たメニューの書かれたホワイトボードを見て納得。
この日は「つけそば」なんですね(^^;。
「つけそば」だと、普段より麺を多少長めに茹でる必要がありますし、麺を流水で締めたりする作業もあるので、いつもと比べて、少し回転が遅くなるんですよね…(^^;。
ゆっくりと、一人、また一人とお店の中に消えていく頃、思いもかけず挨拶を受けました。
「?」と思ってしげしげとお顔を拝見するに、Twitterで、また忘年会・新年会でもお世話になった某Kさんでした(^^;。
思わず「お久しぶりです」と答えましたが、二言三言でKさんも去り、ふと「今日のつけそばの感想を聞き忘れた…」と思っていました(^^;。
『覆麺』には数え切れないほど通っている私ですが、磯虎魚の出汁は今回が初めてです。
美味いことは間違いないのでしょうが、どう美味いのか、私のバカ舌で判断が付くモノなのだろうか…と、ちょっと、期待半分、不安半分、と言った感じでした(^^;。
そうこうするうちに私も店内に入ることが出来、いろいろあって、まずはつけ汁、そして大将から丼を受け取りました。
大ぶりの三つ葉が嬉しいのですが、兎にも角にも磯虎魚です(^^;。
急いで麺をつけ汁に浸けて、ばくりと一口。
んで、もう一口。
…これは…。
何とも言えない、磯の魚の風味、と言うか、私には一種、ハゼのように感じられました。
大人しい白身の旨味、と言うのもちろん有るのですが、何よりも強く感じるのは、虎魚の皮の周りのコラーゲンの旨味、という感じです( ^o^)ノ。
身だけを食べれば、すがすがしい白身の美味さなのでしょうが、皮ごと煮込んで出汁を取ると、途端に雑多な雑魚感のある旨味になるのですが、この複雑で自己主張の激しい旨味が、強烈に虜になります( ^o^)ノ。
もう後はガンガン食べ進めるだけなのですが、さらに嬉しいことに、この日のチャーシューは切れっ端でした( ^o^)ノ。
一見、切れっ端だと言うと、端材、余り物、と思い浮かべるかも知れませんが、『覆麺』はもちろんのこと、『がんこラーメン』の系譜のお店では、チャーシューの端っこはラッキーアイテムです( ^o^)ノ。
よく、秋葉原の『がんこラーメン』では、溜まった切れっ端をまとめて常連さんに分けたりしてくれていましたが、この端っこが、みっちりとしていて美味いんです( ^o^)ノ。
さらに、丁度少し余ったのか、大将が麺を少し追加してくれました(^^;。
いやぁ~、ダイエット中なんですけどね~困ったなぁ~~~( ^o^)ノ。
そんなわけで、初めて食べた虎魚でしたが、私はツボにバッチリとはまりました( ^o^)ノ。
そして思ったのは、この虎魚の悪い奴も食べてみたい…と(^^;。
大将…やってくれないかなぁ…(^^;。