松本コウイチの徒然日記

神保町 覆麺 「車エビ出汁の悪い奴」

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

神保町の『覆麺』にて、「車エビの悪い奴」を食べて来ました( ^o^)ノ。

先週は「生タラバガニの悪い奴」だったのですが、今週は「車エビの悪い奴」です( ^o^)ノ。
甲殻類の二大巨頭たる高額食材の頂上決戦なのです!!

そんな大一番な日にも関わらず、空からは無粋な雨が朝から断続的に降っています。
梅雨時とは言え、ちょっと度が過ぎる長雨だよなぁ…と思いつつ丁度雨脚も弱いため、数人が並ぶ列にそのまま傘も差さずに着いたのですが、気がついた大将の妹さんが、すぐに傘を差し出してくれました。

大将曰く、「雨は髪に悪い」、とのことで、その愛情に私の薄毛もポッと温かくなります…いや、熱くなったわけじゃないですよ(^^;?

丁度お客さんの入れ替わり時だったのか、上手いタイミングで一気に人が入れ替わって、私もそのまま店内に入ることが出来ました。

この日は本来なら浅草の『一福園』から黒覆面のブラックが来て、元気モリモリ丼や天のつぶを使ったご飯を売っているのですが、なんでも都合が悪いらしく、この日に限って『一福園』の大将、御大自ら提供しに来ていました(^^;。


もちろん私もご飯を購入(^^;。

そんなこんなで、『覆麺』の大将に食券を渡して、タイミング良くラーメンを作ってもらうのですが、丁度私と入れ替わったのが、なんと常連の某ケさんでした(^^;。
ちょっと会釈で挨拶をして、そのまま席に着いて、ラーメンを受け取ります。

観ると、トッピングしていないのに、悪い肉が…。

「さっき虐めたからね、そのお詫び」

と言うこと(^^;。
うん、これぞ”海老で鯛を釣る”( ^o^)ノ。

と言うわけでラーメンを観ると、表面一杯にラー油が浮いています。



これ、ラー油じゃ無くて、海老油ですね…(^^;。
と言うか、こんなに真っ赤な海老油がこんなに…。
また大将、どんだけ車エビを出汁に使ったんだろう…と空恐ろしくなってしまいました(^^;。

早速一口食べてみますが、まず最初にバシッと来るのが、濃い醤油のコク深い味わい…そして、その奥を突き破って湧き上がる、甲殻類独特の風味と甘みです( ^o^)ノ。

良く、巷である海老ラーメンというと、海老の頭や殻などを焼いて炊いて出汁を取ることが多いと思うのですが、そう言う「殻の出汁」ではなく、海老本体の旨味が物凄いです。
そう言う意味では、海老本体、身の旨味になるので、「殻の出汁」の様な、特別な風味感は少ないのですが、風味に頼らない、正真正銘の旨味が凄まじいです( ^o^)ノ。

アッと言う間に麺を完食してしまいました(^^;。

その上で、悪い肉をおかずにしてご飯も頂くのですが、最後、このご飯を半分くらい残しておいて、スープに落としておじやのようにして食べると…これがまた最高なんです( ^o^)ノ。

濃いスープでも、白米と合わさることによって丁度良い濃さに変わり、お米一粒、スープ一滴に至るまで、染み入るような美味さを最後まで味わうことが出来ました( ^o^)ノ。

日本広しと言えども、この唯一無二にして懐の深い、この『覆麺』の美味さは、いつでも何度でも、驚かされてしまいます…(^^;。

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