神保町 覆麺 「生ハム原木の塩ラーメン」
神保町の『覆麺』にて、「生ハム原木の塩ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
なんのこっちゃ? と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、写真を観て頂ければ一目瞭然(^^;。
スペイン産の生ハムの原木を、贅沢に三本も使ってラーメンの出汁を取ったという…一見すると足三本の “八つ墓村” チックな光景です(^^;。
なんとこの生ハムの原木、1本で10万円もするのだとか…なので、3本で30万円。
他の具材のことを考えれば、トータルで30万円以上と言うことになるのでしょうが、30万円という数字に驚愕しきりです(^^;。
例えば、『覆麺』で一日何杯のラーメンが出るかは分かりませんが、例えば1000杯とすればスープの原価だけでも300円…100杯だとすれば3000円…!?
なんとも凄まじい単純計算…(^^;。
そんな贅沢極まりない塩ラーメンですが、私にとっては令和3年の初覆麺となりました( ^o^)ノ。
お店に着いてみると、数人の待ち客。
列に並ぶ前に食券を購入しておこうと、お店に入り、食券を買って出てきたら、もう並び客は捌けていました(^^;。
そんなタイミングの良さもあって、殆ど待つことなく店内へ( ^o^)ノ。
いつも通りチャキチャキと動く大将と妹さんに新年のご挨拶。
ついでにスープの寸胴から突き出ている三本の足首を写真に収めさせてもらいながら、大将が「少しは痩せた?」と聞いてきたのですが、まぁ確かに去年の今の時期と比べたら痩せているかも知れませんが、実際のところ、この正月にお餅を随分と食べちゃったからなぁ…と思いつつ愛想笑い(^^;。
そんなわけで、大将の愛でサービスは、麺の大盛りではなくスープの大盛りとなりました(^^;。
着丼し、早速箸を付けます。
まず、一番最初に思ったのは、「味が薄いの…?」という感じでした。
が、実際に舌にスープの熱さが伝わって、じっくりと味が分かってくるようになると、はっきりとした味の強さが染みてきます。
いつものメンマではなく、テロっとした穂先メンマも美味しくて、なによりバシッとした感じの塩のうま味がずっと舌の上に残っているようです( ^o^)ノ。
今年最初の『覆麺』が、私の大好きな「塩ラーメン」だったというのは、なかなか縁起が良いというか、昨年末は兎に角忙しくて全然『覆麺』に来ることが出来ませんでしたが、今年はまた足繁く通えるようになればなぁ…と心底思います。
去年からずっと尾を引くコロナ禍も、再び凶事の色を濃くしてきていますが、飲食店の皆様には、本当に頑張って欲しいと思います。
言うだけならタダですし応援と現実的な問題は次元の違う話だと思いますが、近い将来、日常に戻ったとき、自分の好きだったお店に再び通うとしたら看板がなくなっていた、と言うのは寂しすぎます。
そう思いつつ、美味い塩ラーメンの余韻を纏いながら次の仕事先にハンドルを向けました。
…ムカつく役所の人に会いに行かないといけないんですよ…。
…仕事って、大変ですよねぇ…ホント…。