湯島 大至 「醤油ラーメン」
湯島の『大至』にて、「醤油ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
神田明神からもほど近い、こちらの『大至』さん。
以前、タモリさんが進行を務める『ブラタモリ』という番組で、「神田」と言う地名に元になったのは、文字通り “神様に捧げるお米を作る田んぼ” があって、その田んぼがあった場所がこの付近、と言う説が紹介されていました。
今ではその名残は全くありませんが、地名に面影を観ることが出来ます、と。
その際に紹介されていたのが、『大至』さんの目の前にある「清水坂下」という交差点で、この交差点の袂に、『大至』さんがあります。
少し前まで、長くお店を休業されていましたが、近年、営業を再開されたようで、食べに行きたいなぁ…と、ずっと思ってました。
この日、漸くその思いが叶い、お店の暖簾をくぐることが出来ました( ^o^)ノ。
随分前に何度かお邪魔したことがあったのですが、非常にラーメンが美味しかった記憶があります。
当然、その思いが強かったのですが、お店に入ってみると、どうも沖縄料理を推しているようです。
沖縄料理が嫌いと行かそう言うわけではないのですが、以前の思い出があったので、思わず驚いてしまった、と言うか、身構えてしまいました(^^;。
ただ、しっかりと観てみると、ちゃんとラーメンもあって、胸を撫で下ろしました(^^;。
さて、今回も、いつものように「醤油ラーメン」を注文。
いつものようにお冷やをガブ飲みしつつスマホを取り出すと、LINEで何件か連絡が入っていたので、なにとはなしにそれを処理していると、意外と早く、ラーメンが運ばれて来ました( ^o^)ノ。
まず、一見すると、本当に “The ラーメン”、と言った感じの風体で、チャーシューが2種類、2枚乗っていることを除けば、なんと由緒正しい醤油ラーメンであろうか、と思いました( ^o^)ノ。
淡く琥珀色に透き通るスープの色が、なんとも上品に見えますが、それ以外は、どこを取ってもラーメンです(^^;。
と言うわけで、早速箸をとっていただきます( ^o^)ノ。
緩く縮れた、非常にオーソドックスな麺は、何とも言えない普遍的な印象で、美味しい、以外の言葉が見つかりません(^^;。
とてもスタンダードで、世の中にはいろいろなラーメンの麺がありますが、「結局はこう言うのが一番落ち着くんだよなぁ…」と、しみじみ思ってしまいます(^^;。
スープも、底まで見通せるような透き通ったものですが、印象から受ける淡麗さはもちろんですが、醤油のコクと、出汁である鶏や野菜類の過不足ない演出が、ラーメンとして美味しさを、これ以上でもこれ以下でもなく、美味しい、という一点においてのみ、存在しています( ^o^)ノ。
具材もラーメンに花を添えていて、華美ではないし奇を衒っているわけでもないのですが、なんと美味しいことか…と、心底安心して頂けます( ^o^)ノ。
食べ終わってお店を出たのですが、あぁ、美味しかった…と言う思いと、ラーメンを食べたなぁ…と言う満足感の両方を得ることが出来ました( ^o^)ノ。
ラーメン好きにとって、得難い至福だと、納得しました…( ^o^)ノ。