本八幡 大勝軒おはこ本八幡分店 「ワンタン麺 with 生姜」
本八幡の『大勝軒おはこ 本八幡分店』にて、「ワンタン麺 with 生姜」を食べてきました( ^o^)ノ。
最近、お昼を食べる時間が非常に不規則で、この日も微妙にして絶妙な時間帯に食事を摂ることになってしまいました…。
結局、行きたかったお店は全部休憩時間に入ってしまう、または営業中でもLOが終わってしまった、と言うような状況で、スマホの情報を頼りに開いているお店を…と探していたら、こちらの『大勝軒』さんが見つかりました( ^o^)ノ。
正直な話、私が『大勝軒』という字面だけを見ると、すぐに思い浮かぶのは『池袋大勝軒』です。
そして、良くも悪くも有名すぎるその名前のために、粗製濫造、と言う言葉は不適切かもしれませんが、”大勝軒” という名前、またはそれに近いような類似の名前、さらに言うと故山岸さんの写真や肖像をやたらと前面に押し出しつつも、全然違う味だったりと、味にばらつきが多く、『池袋大勝軒』の味を想像してお店に入って、立腹してお店を出てくる、なんて言うことも少なくありません。
なので、一番最初、『大勝軒』という文字を見たとき、そんな嫌ない思い出が蘇ったのですが、ネット上で紹介されていた写真を見る限り、とてもあっさりとしたラーメンが食べられそうで、ものは試しとばかりにお店にお邪魔することにしました。
着いてみると、赤地に白文字で「中華蕎麦」という文字を染め抜いたのれんが掲げられていて、それ以外の装飾はほとんどない、極めてシンプルな出で立ちです。
のれんの端に、申し訳程度に「大勝軒」という文字があって、その瞬間、「あ、これは私の勘違いだったんだ。”大勝軒” と言う字面だけに思い込みで勘違いしていただけなんだ」、と知りました。
俄然嬉しくなってしまい、お店に入ります。
食券機の前に立つと、昨今の価格水準のラーメンで、それでもお子様ラーメンは無料とか、主張するところはしっかり主張して、頑張るところは頑張っているんだなぁ…と思いました。
ちなみにそのお子様ラーメンの対象者は小学校3年生以下。
…うちの息子は、今年4年生になったばかり…一足遅かったです(^^;。
そんなわけで、私は「ワンタン麺」に「生姜醤油変更」を選びました。
食券を渡しつつ、用意されていたお冷やの待つ席に座ると、いつものようにスマホを取り出してYelpで検索してみますが、当然登録はなし。
登録しつつ、少し待つと、目の前のカウンターの向こうからどんぶりが差し出されました。
手に取ろうとすると、「熱いので気をつけてください!」、と注意されましたが、熱くたってカウンターから下ろさなきゃ食べられないじゃないか…と思ってどんぶりに触れたら、本当に熱かったです(^^;。
…正直な話、注意をされるのであれば、もう一歩進んで、例えばお盆を用意するとか、してくれると嬉しいと思いました(^^;。
で、実際にラーメンを見てみると、白めのチャーシューが三枚のって、とろとろそうなワンタンがぞろろ、と揃った風体で、よく見ると、真ん中に細長いチャーシューも乗っています。
青みはかいわれ大根で、ナルトが可愛らしいです。
細めのシナチクに、たっぷりとした生姜が嬉しいです( ^o^)ノ。
早速箸を取って頂くのですが、麺が極めて縮れの強い平打ち風の麺で、コシがないわけではないのですが、大変優しい食感の麺で、私は非常に美味しく感じました( ^o^)ノ。
コシは強ければ強いほど美味しい、という玄人志向というか、粋を気取るような風潮はあまり好きではなく、固い麺が美味しいラーメンもあれば、柔らかい麺が美味しいラーメンもあると思います。
私的には、こちらの麺は、非常にスープにマッチしていて、とても美味しかったです( ^o^)ノ。
スープ自体は、あっさりとしていながらもコクもあって、醤油のうまさがじゅんっと染みるような味わいで、全体的に非常にバランスの良い出汁具合。
例えば鶏ガラ、または煮干しや魚介、乾物、豚骨、そんな特徴のある味がびしっと筋金が通っているのではなく、強いて言うなら鶏の美味しさがじわぁ~と感じられる、優しい美味しさです( ^o^)ノ。
ワンタンは見た目通り、薄い皮で具は小さい、皮を雲のように呑む感じ。
それだけに食べるタイミングを佚してしまうと、全部が固まってしまい、私のように悲しい思いをしてしまいます(^^;。
そんなこんなで、最後まで美味しく頂くことが出来て、どんぶりかぶりで完食。
ご馳走様を伝えてお店を後にしました。
う~ん…『大勝軒』という名前の持つイメージに勝手な憶測でものを考えてしまい、危なく美味しいお店を逃してしまうところでした…(^^;。
それでも食べに入って、お店を知れた自分の運の良さと、ラーメンの神様に感謝しつつ、このお店は、カミさんや両親も連れてきてみたいなぁ…と、しみじみ思ったのでした…( ^o^)ノ。