日暮里 一由そば 「かき揚げB」

日暮里の『一由そば』にて、「かき揚げB」を食べて来ました( ^o^)ノ。
ここ数年、激烈に人気が出たのが、普段はなかなか食べられない『一由そば』さん。
ところがこの日、お店が休みなんじゃ…と疑うほど空いている時間帯がありまして、ちょっと食べて来ました( ^o^)ノ。
頼んだモノは、そばに「かき揚げB」。
これはゲソと紅生姜を一緒にかき揚げにしたものです。
実際に差し出されたモノを受け取ってみると、ゲソに紅生姜、それにネギも一緒にまとめてかき揚げにしているようです。
ジャンボではないのでちょっと小ぶりなのですが、これはこれで十分に美味しいです( ^o^)ノ。
最初は小麦粉の固まりの中に具材が入っているような食感なのですが、食べ進めてみると、なかなかどうして、これが惜しくなってきます(^^;。
と言うのも、濃いめの蕎麦つゆをかき揚げが吸って、ふわふわとした食感に変じて来ます。
さらに、崩れた具材がそば全体に広がって、これを拾いながら食べるのもまた一興なんです( ^o^)ノ。
また、かき揚げの油が蕎麦つゆに広がって、全体がなんとも言えない円やかな美味しさになっていきます。
使い古してくたびれきった、饐えたような油の香りもまたジャンキーさに拍車を掛けていて、これが美味しいと思えてしまうあたり、なんだか日本人の男性のDNAに染み込んだもとの同じものを感じてしまいます(^^;。
そんなこんなでこの日も完食。
ご馳走様を伝えて、お店を後にしました。
前述の通り、ここ数年の人気の凄さは半端じゃなくて、10人、20人の並び客なんて当たり前、と言うのが日常茶飯事です。
さすがにそこまでして食べようとは思わないので、結果としてなかなか食べられない、幻の味になりつつあるお店でもあります。
お店が閉店を覚悟するほどお客さんが減ってしまうのは困りますが、そうは言っても繁盛にも限度というモノがあって、もう少し落ち着いてくれないかなぁ…なんて勝手なことも思ったりします(^^;。
ゆっくり、とは言いませんが、気兼ねなく食べたいときにチャッと食べられる市井の味として、また私たちの日常に戻ってきて欲しいなぁ…なんてそんなことを思う今日この頃です(^^;。