所沢 栄華「ラーメンと半チャーハン」
所沢の『栄華』にて、「ラーメンと半チャーハン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
所沢に来るたびに、必ず立ち寄っているお店があります。
それがこの『栄華』さんなんです( ^o^)ノ。

一見すると、令和の時代によくこんな昭和中期のお店が生き残ったな…と思うような佇まいなんですが、実際に中に入ってみるとリアルにその通り(^^;。
調理の油煙などが壁や天井、全ての部分に塗り重ねられ、お店の内装は全て茶色。
メニューの短冊も、良い感じで鄙びています(^^;。
しかし、これらのことが全部ネガティブな要素では無くて、昭和の時代から生き抜いてきたことへのポジティブな証左であり、時代が移りゆきいろいろなものが変化していく中、頑なに時勢に乗らず本質だけを残し続けた証でもあるんです(^^;。
そんなわけで、この日は「ラーメンと半チャーハン」を注文しました。
奥の厨房で、私の親父よりも年上ではないかと思う店主がラーメンを作り、それが運ばれてきた後に今度は中華鍋を振るう音が聞こえてきました。
そして、その順番通りにテーブルに運ばれてきました。
まずはラーメン。

なんか、ラーメンってこれでいいんだよな、としみじみと思わせてくれるルックスで、茶色と緑と白と赤。この取り合わせがラーメンの原色だと改めて思い起こさせてくれました。

実際に箸を取って食べてみると、見た目と同じ味がします。
でも、麺はしっかりとコシがあって、だらだらと作ったような印象は全く受けません。
それどころか、しゃっきりとした調理に頭が下がります(^^;。

そして次に運ばれてきたのがチャーハン。
この半チャーハンを作るためだけに中華鍋を振るうわけです。多めに作っておいてそれを小出しにするようなことはせず、都度出来たてを提供。
これも頭が下がります(^^;。
実際にレンゲを取って食べてみると、見た目と同じ味がします。
でも、お米はしっかりとパラパラしていて、のったりと作ったような印象は全く受けません。
それどころか、しゃっきりとしたタマネギ、適度な味付け、この美味しさには頭が下がります(^^;。

そして、このチャーハンの美味しい食べ方が、レンゲにチャーハンをすくい、そこにラーメンのスープを少しすくう。
この統一された美味しさが最高です( ^o^)ノ。
そんなわけで、食べ終わってもまだ少し時間があったので、店主さんや奥様と馬鹿話をしてから、お店を出ました。
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こんなお店がある所沢が、うらやましくて仕方がありません…涙。