大崎 平和軒 「ワンタンメンと五目チャーハン」
大崎の『中華料理 平和軒』にて、「ワンタンメンと五目チャーハン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
こちらのお店は、立正大学 大崎キャンパスのすぐ目の前にあるラーメン屋さんで、住宅街の中にあります。
なんでこんなトコロにラーメン屋が…?、と思ってしまうような場所なのですが、それだけに、立正大学に通う大学生には非常になじみ深いお店でした( ^o^)ノ。
もっとも、立正大学の最寄り駅は、大きく分けて大崎駅と五反田駅。
大きな駅は当然五反田で、五反田の方が圧倒的に栄えています。
その為、五反田駅を使う人間にとっては、全く知らないお店で、大崎駅を使う人間にとっては、いつも目の前を通る、そんな感じです(^^;。
ここまで書いておいて、当然と言えば当然ですが、実は私は立正大学の卒業生だったりします(^^;。
今を遡ること四半世紀以上昔、何年もこのお店の前を通って、キャンパスに通いました。
この日、偶然、大崎駅前の物件に来る用事があって、昼休み、懐かしい道をブラブラと散歩しました。
大崎駅前は再開発が進み、記憶に懐かしいところ、全く知らないところ、その両方が混在している、めまぐるしい場所になっていました。
行き帰りに立ち寄った本屋はコンビニになってました。
超絶に過保護、と言うか母親からの過干渉とも思える状態で、エロ本を一度も見たことが無い後輩に、エロ本を買い与えたお店でした。
いつも通る神社。
お賽銭を出して柏手を打ったのはいつのことだったでしょうか。
友人が住んでいたアパート。
学校のすぐ近くのアパートを親に借りてもらっていて、羨ましかったのを覚えています。
そんな思い出の中をフラフラと歩いていたのですが、正直言って当時とは風景も少し違っていて、はっきり言って迷子になっていました。
そんな折、ふと目に飛び込んで来たラーメン屋さん。
一気に思い出がフラッシュバックして、「ここはッ!!!」と刮目しました。
そう、ワンタンメンが美味しくて、タンメンが美味しくて、チャーハンの美味しかったあのお店ですっ!!
しかも暖簾が出ています…営業中です!!
思わずそのまま飛び込んでしまいました(^^;。
店内は、入ってすぐにテーブル席。
左手奥が座敷席。
そうそう、この店内…。
凡そ25年ぶりに入った店内は、あの頃の面影そのまま残していました。
メニューを見ると、ありきたりのメニューですが、私にとっては輝いて見える文字がずらずらと並んでいます…。
でも、いつかは食べたい、と思ってついに食べることが出来なかった「海老チャーハン」は無くなっていました…(^^;。
学生だったあの頃は、ラーメン、タンメン、五目チャーハンを、毎回ローテションで食べていました…。
思わず懐かしくなって、ワンタンメンと五目チャーハンを注文してしまいました…今日ばかりは摂生は脇によってもらいました(^^;。
店内には5名ほど先客がいて、店主はそちらにつきっ切りになってしまっていたため、なかなか注文を取ってもらえませんでしたが、店内を懐かしく漫ろ見しているうちに、時間なんかすぐに過ぎてしまいました(^^;。
そして、注文し、実際に運ばれて来たのが、見るからに「ワンタンメン」、そして “炒飯” と言うりかは “焼き飯”、と言った方が良いような「五目チャーハン」です( ^o^)ノ。
早速食べてみると、思わず「こんなに美味しかったっけ…?」、と思うほど美味しいラーメンで、麺のコシもしっかりしているし、スープの味わいも文句ありません。
たっぷり入ったワンタンに、うま味の染み込んだチャーシュー…。
思い出補正かなぁ…と自ら疑ってしまうほど、美味しいラーメンでした( ^o^)ノ。
さらにチャーハンは、「これのどこに五目が…?」、と思ってしまいましたが(^^;、焦げの香ばしさもたまらない、正に焼き飯と言ったチャーハンです( ^o^)ノ。
お腹以上に胸が一杯になりながら、完食してお店を出るのですが、会計の際、「25年ぶりに来ました。自分は立正生だったのですが、懐かしくて嬉しくなってしまいました」、と伝えたのですが、そう遠くない先に、閉店するのだとか。
なんでも、道路の拡張工事が決まっており、立ち退きをするのだそうです。
このお店が無くなれば、本当にまた、私の青春の1ページが失われることになるのですのですが…。
そうなる前に、今度は、息子とカミさんを連れて、もう一度このお店に来たいと思います…。
いつか、きっと…。