再び利根川でナマズを釣ってみた
再び利根川でナマズを釣ってきました( ^o^)ノ。
この日は仕事で書類の提出があったため、守谷まで向かったのですが、仕事自体は書類の提出のみ。
なので、終わったら息子と利根川で釣りをしようと思い、息子とカミさんを連れて行動していました。
つつがなく仕事も終わり、午後になって利根川に着きました。
早速竿を伸ばしたのですが、本当に釣りをするのは息子にとって事実上初めて。
多分、”待つ” ことがまだ息子には出来ないだろうと思い、1時間ほどで切り上げるつもりでした。
エサは、ミミズを使いたかったのですが、カミさんもいることなので、ナマズ専用の錬りエサを使用。
竿は2本出して、水面に投げました。
雨後の増水と水の濁りで、釣れる条件としては悪くないのですが、時間も時間なので、それほど期待はしていなかったのですが…なんと、20分ほどした頃、竿先に付けた鈴がけたたましく鳴りました。
最初は、水面を流れるゴミが糸に引っかかり、揺れているだけだろうと思っていたのですが、試しに竿を上げてみると、手応えがあります。
急に表情が変わった私を見たカミさんが、「掛かってるの?」、と怪訝そうに聞いてきます。
努めて冷静に、「うん、掛かってるよ」、と答えると、飛び上がるようにiPhoneを構え出すカミさん(^^;。
カミさんの撮影が始まった頃には、既に岸近くまで上がっていて、糸先に暴れる魚の姿が見えています。
息子が興奮しながら大騒ぎ。
ついに大きめのアメリカナマズを釣り上げました( ^o^)ノ。
「ナマズ~~~っ!!」
息子、絶叫のファンファーレ(^^;。
早速さっき買ったばかりのメゴチばさみ(安物を買ったので使い物にならなかった…)で挟んでラジオペンチで針を外します。
すぐさま、これも先日楽天で買った、血抜き用のナイフを使って、エラと背骨を切り裂いて、血抜き。
そのままバケツにドボンすると、観る見る間に水が赤く変色していきます。
よく見ると、周りも血だらけでした。
息子が怖がったりしたら、食べることと殺すことの意味を話そうかと思っていたのですが、意外とすんなり受け入れていたようなので、まぁこれはこれで肩透かし(^^;。
当の本人は、水面の風を受けてご満悦です(^^;。
その後、40分ほど糸を垂らしていましたが、結局釣れたのはこれ一匹。
14時を回ったところで竿を仕舞いました。
と言うわけで、帰宅して調理開始です( ^o^)ノ。
今回は、連れたのは1匹ですが結構大きいので、やっぱり蒲焼きにしようと思います。
ただ、前回、白焼きにしてから蒸しをかけたのですが、結論として身がパサパサになってしまいました。
その反省を踏まえて、蒸しは行わず、すぐにタレ焼きにしようと思います。
とりあえず台所のシンクでナマズ本体のサイズを測ってみたところ、尾っぽの先から口先までで、53cm程ありました。
これに熱湯を掛けて、体表のヌメリを落としていきます。
まるで垢が剥けるようにヌメリが固化して、面白いくらいに剥がれていきます(^^;。
そして、前回のように3枚におろしました。
中骨とカマ、脇腹の身は別に取っておきます。
熱湯にくぐらせて、冷水に取り、軽く臭みを取ったら、グリルで焼いていきます。
そうしたら今度は、酒、味醂、砂糖、醤油で作った液体に焼き上げたアラを投入。
10分ほど煮込んで出汁を取りつつ、タレの完成。
ちなみに脇腹の身は、骨が剥(す)けなかったために泣く泣く切り落としましたが、身が沢山ついていたので、これはこれで別に食べることにしました(^^;。
肝心要のナマズの身は、鉄串をうって焼いていきます。
本当はタレを塗りながら焼いていくつもりだったのですが、タレがサラサラだったので、面倒くさくなって路線変更。
両面を焼いたら、串を抜いて、タレの中に放り込みました(^^;。
このまま数分、味を染み込ませたら、再度グリルで焼いて、最後にもう一度タレを塗って完成です( ^o^)ノ。
個人的には、前回と比べて比較にならないほど美味しく出来ました。
ただ、出来上がったときは既に夕飯を食べ終える寸前だったので、家人の殆どが箸を付けるほどお腹に余裕がありませんでした(^^;。
折角のリベンジだったのですが…無念です(^^;。
まぁ、明日、ゆっくり食べてもらうことにします(^^;。
はっきり言って、ナマズは川魚特有の臭いがあるので、好き嫌いはあると思います。
ただ、鰻が美味しいと思える人であれば全く問題ないと思いますし、何とも淡泊で素直な味わいです。
また、ナマズは小さいものより大きいものの方が美味しいと知りました。
脂のノリが違います( ^o^)ノ。
そんなわけで、息子に魚を見せてやることが出来たので、今日は大満足です!
さらに、美味しいことが分かったので、さらに満足です( ^o^)ノ。
次は…フライや天ぷらにしてみようかと思います。
知り合いにも差し入れてみたいと思いますし…とりあえず、しばらくは楽しめそうです( ^o^)ノ。