今は無き『古式蕎麦』の「山揚げ蕎麦」を再現してみた
今は無き『古式蕎麦』の「山揚げ蕎麦」を再現してみました( ^o^)ノ。
今もうお店を畳んでしまったのですが、湯島に『古式蕎麦』と言うお店がありました。
黒い太めの蕎麦を、醤油ツユを大根おろしの絞り汁で割ったモノで食べさせてくれるというお蕎麦屋さんで、とても美味しかったのを覚えています。
その特徴的な食べ方もさることながら、揚げ物として、「山揚げ」なるものがあったのを覚えています。
これは、山芋を丸く、カレーパンくらいの大きさに揚げたモノで、外はカリカリ、中は山芋の柔らかさと仄かな風味…これらがツユを吸って、さらに膨よかな美味さになります。
これもまたとても美味しかったのですが、そのお店自体が、惜しまれつつ、閉店してしまいました。
私はその閉店のことを知らず、久しぶりに食べたいなぁ…と思ってお店を探して、閉店のことを知って愕然としました…。
結局、その後、同じようなお店に出会うことは出来ず、ずっと悲しい思いを引きずっていました…。
そこで今回、蕎麦は打てないにしても、「山揚げ」の再現に挑戦してみることにしました。
まずは山芋ですが、今回は粘り気の強い大和芋を使うことにしました。
これを、粗く摺りおろそうと思ったのですが、方法が無かったので、フードプロセッサーを使って、粗めに砕きました。
因みに準備はこれだけ(^^;。
あとは、熱した油に山芋をお玉で一人分づつ落として、両面をきつね色になるまで揚げるだけです( ^o^)ノ。
ただ、これだけでは寂しいので、葱と新生姜とえのきと桜エビを使ったかき揚げも揚げました。
と言うわけで、温かい蕎麦の上に載せて完成です( ^o^)ノ。
非常に美味しそうなのですが、哀しいことに、私は夜勤の関係で、食べることが出来ませんでした…。
味見をした段階では非常に美味しかったので、もう既にまた出来るように大和芋を買い込んであります。
後は、機会を見て、再度挑戦したいと思います(^^;。
その際は、大根のおろし汁も用意して、冷たいお蕎麦も作ろうかなぁ…と思っています。
近日中にやるつもりなのですが、なかなかタイミングが合いません。
う~ん…毎日、夕飯時に臍を噛む思いがしている、今日この頃です…(^^;。