カリンの砂糖漬けを作ってみた
頂いた「カリン」を、砂糖漬けにしてみました( ^o^)ノ。
先日、ひょんな事から「カリン」を手にすることが出来ました。
と言うのも、私は今夏から、息子と一緒に日が落ちてから自転車で、数駅分の距離を走っているのですが、その途中、一件のお宅が、庭に生っているカリンを収穫して、玄関の軒先でバケツに入れて、「ご自由にお持ち下さい」、と言う紙と共に置いてあったんです。
最初、柿かなぁと思って喜んで近づいたのですが、カリンだったので少しガッカリとしたのですが、そう言えば、カリンってのど飴で食べたことはありますが、生のカリンって食べたことがありませんでした。
そこで、息子と一緒に数個頂き、帰宅しました。
早速食べ方をネットで検索してみたのですが、どうもカリンは生食は出来ないようです。
ジャムしたりシロップにしたり、砂糖漬け、なんて言うモノもありました。
総じて言えることは、追熟させないといけないらしく、どれくらい必要なのか全く分かりませんでしたが、芳香で室内が満たされるくらいには、部屋のバスケットに放置しました(^^;。
と言うわけで、早速調理していきます( ^o^)ノ。
まずは、カリンを用意します。
このカリンの皮を向き、上下を切って半分にしました。
見た感じ、林檎と梨を足して二で割ったような感じですが、実際には全然違います(^^;。
これでも追熟したのか!?、と思うほど凄く固い上に、水分がない林檎のような触り心地で、正直、この段階では全く美味しそうには思えません(^^;。
更に言うと、あくが強いのでしょうか…ドンドン変色していきます。
これを、適当な大きさに切り分け、種も取り除きます。
さて、このカリン。
鍋にお湯を沸かし、しっかりと茹でていきます( ^o^)ノ。
今回は5分ほど煮ましたが、結論から言うと、もっとしっかりと煮込んで、柔らかくした方が良かったかな、と思いました(^^;。
今回は、初めてのことだったので、竹串が通る程度でお湯から上げてしまいました。
そして、茹で上がったカリンを、しっかりたっぷりの砂糖をまぶして、容器を密閉した上で保存します。
次第にカリンから水分が出て来て、数日で砂糖が溶けきりました。
にじみ出たシロップからカリンの上の方が出てしまっていたので、時々容器をひっくり返したりしながら1週間。
最後は、ジップロックに入れて、冷蔵庫で保管しました。
母の入院などがあって、なかなか食べる機会が無かったのですが、今回、漸く食べてみることにしました( ^o^)ノ。
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結論から言うと、ナンというか…一個食べると、なかなか次の一個に手が伸びません(^^;。
と言うのも、滅茶苦茶固いんです…(^^;。
ゴリゴリ、と言った食感に近く、また、スカスカの林檎のような感じもします。
舌触り、歯触りが極めて悪く、とてもじゃないですが口の中で咀嚼するのが辛いです(^^;。
味そのものは悪くはないんです。
意外と酸っぱくて、またカリン本来の芳香もあって、これで舌触り、歯触りが良ければ…と、本当に無念です
(^^;。
もっと薄くスライスして、茹でる時間も長く摂り、柔らかく仕上げたら、比較的美味しく頂くことが出来たのではないか、と思いました…。
兎にも角にも、今年は大失敗…今あるこのカリン、どうリカバリーしようか、見当もつきません(^^;。
折角好意で頂いたカリンなので、これはこれでなんとか美味しく食べる方法を探すとして、とりあえず、今日はそっとしまってしまいました…(^^;。
とりあえずは…来年にリベンジですね…(^^;。