「発酵メンマ」を作り その3

先日、乾燥を経て完成したメンマを、実際に戻して味付けをし、実食に移ろうと…。
先日、発酵から乾燥過程へ移行した自作のメンマ。
数日掛けて乾燥を終了し、保管していました。
その間、別プロジェクトとして進行していた真竹を使ったメンマなど、そんなこんながあったりお仕事が忙しかったりで、なかなかその次の、実際に戻して食べる段階に進めずにいたのですが、このほど、漸くその段階に移行することが出来ました( ^o^)ノ。
まずは乾燥の終わったメンマをひとつかみ、鍋に入れます。
水を加えて10時間ほど放置して給水させます。
で、こちらが10時間後の様子です。
これを火に掛けます。
沸騰したら弱火にして1時間ほど煮込みます。
1時間ほど煮込んだのがこちら。
このまま半日ほど放置します。
そして、水を替えて再び沸騰、1時間にて、放置を行いました。
これが2回ほど茹でた状況です。
持ったほど、ふっくらと戻っていません。
で、ちょっと思い出したのですが、水をアルカリ性にするとふっくらと水を吸ってよく戻る、と言う話しをどこかで聴いたことがあって、ラーメンの麺を作るために購入したかん水を、少し水に溶かしてみました。
そして1時間ほど煮込んだのがこちら。
かん水のおかげでしょうか?
大分よく戻った上に、色も実際のメンマっぽくなりました( ^o^)ノ。
ただ、臭いが酷くて、独特の薬品臭のようなモノがします。
もう一度煮込む際に水を替え、メンマ自体も良く洗うことにしました。
で、その際に1本ほど食べてみたのですが…。
なんと、グズグズに、柔らかくなってしまっていました…。
さらに臭いも酷く、とてもジャありませんが食べられたモノではありません。
その上、繊維に沿ってメンマの身が解れてきてしまって…。
最終的にリカバリーは不可能と考え…3日間も掛けてここまで戻しましたが、残念ながらこれ以上の作業は中止して、メンマも廃棄することにしました…。
かん水の量が多すぎたのか、アルカリ性にしたのが間違いだったのか…。
捨てたメンマを観ると、大変よく戻っていたので、無念なことこの上ありません…。
とりあえず気を取り直して、メンマ自体はまだまだあるので最初から挑戦し直すことにしました…。
何事も試行錯誤の連続ですね…。
無念なことはこの上ありませんが、次はこの失敗を糧にして、より先に進めればと思います。
う~ん…。
美味しいメンマは、まだまだ遠いですねぇ…。