東中野 覆めん 「醤油ラーメン」
東中野の『覆めん 花木』にて、「醤油ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
私が敬愛している神保町のラーメン店、『覆麺』で修業した花木さんが、東中野で独立したお店、それが『覆めん 花木』です( ^o^)ノ。
元々、神保町の『覆麺』で修業していた際、日曜日は花木さんがお店を切り盛りしていて、花木さんのラーメンが食べられました。
基本は「覆麺」なのですが、その日その日で、花木さんが独自の趣向を凝らしたラーメンを作っていて、中でも私が大好きだったのが、花木さんオリジナルの「タコスまぜそば」が滅茶苦茶美味しかったです( ^o^)ノ。
まぁその話はこっちに置いておいて、花木さんオリジナルと言えば、なんと言ってもワンタンです( ^o^)ノ。
普通の肉のワンタンの時もあれば、海老はもちろんのことショウガやパクチー、春菊やイカなど、兎に角いろいろなアイディアで様々なワンタンを、その時々で提供してくれました。
東中野で独立した後も、そのワンタンは花木さんの顔になっていて、やっぱり日替わりでいろいろなワンタンを提供してくれているそうです。
ただ、個人的に、東中野というのは私の行動範囲からかなり外れていて、なかなか行く機会がありません。
その為、どうしても足が遠のいてしまい、じつは花木さんのお店に食べに行ったのは、この日が3回目でした…。
ようやく機会を得て、本当に久しぶりに花木さんのお店に行く事が出来ました。
どんな感じになっているのかなぁ…とワクワクしながらお店に向かいました。
時間も時間だったので、並び客はなく、すぐにお店に入って食券を購入しますが、店内そのものは満席。
なので、食券だけを帰って、お店の外で待つことにします。
ちなみにこの日のワンタンは、「生姜」、「あおさ・れんこん」、「イカ」、「春菊」だったのですが、「春菊」だけは売り切れていました(^^;。
一応、ワンタン2個の食券も、一緒に購入しました( ^o^)ノ。
お店の外で待つこと暫し。
食べ終わったお客さんと入れ替わりに、店内に入りました。
一番奥の席です。
花木さんに食券を渡すと、「松本さん、今日はワンタンは何にしますか?」と聞かれたので、「生姜とイカでお願いしますっ」、と答えました。
それを聞いた花木さんは、神保町の頃よりも、さらに磨きのかかった流れるような動作で、ラーメン作りに取りかかりました。
途中、「トッピングは何にしますか?」、と聞かれたのですが、すっかり失念していて、『覆めん』ではどんなトッピングがあるのか大急ぎで確認します。
『覆麺』にもあった「青唐辛子」があったので、これをチョイスしました。
そして、暫くして差し出されたのが、スキッと醤油然としたラーメンです( ^o^)ノ。
2種類のチャーシューに2枚の海苔。
葱にメンマにトッピングのワンタンと青唐辛子。
『覆麺』と違って、丼の口がそれほど大きくないので、非常に詰まったように感じるのですが、それだけに食欲が俄然そそられます( ^o^)ノ。
適当に写真を撮ったら、後はもう我慢出来ず、ガツガツと行きました(^^;。
がんこラーメンらしい細麺に硬いコシ。
そして、角が立つほどしっかりとした出汁の強さと醤油のコク。
ガツンとした、醤油ラーメンのうまさが光ります( ^o^)ノ。
『覆麺』譲りのスープの美味さと、花木さんのこだわった “花木節” の目立つ味の強さ、『覆麺』にはない少し荒々しめの出汁の強さが、喉に染み入ります( ^o^)ノ。
久しぶりに本気で「美味いなぁ…」と思いつつ、完食…。
いつも思うのですが、やっぱり大盛りにしておけば良かったかなぁ…と(^^;。
そんなわけで、『覆麺』の大将の味を受け継ぎつつも、花木さんの風を吹かした『覆めん』の味も、嬉しくなってしまうくらい美味かったです…。
悲しむべきは、『覆めん』は私の行動範囲から大きくズレていること…。
もっと、文京区や台東区に近ければ、散々通うことも出来たのですが…。
それだけが返す返すも哀しいのですが、詮無きこと…。
はぁ…次はいつ来られるかなぁ…と、満腹に幸せな腹を叩きながら、少し寂しくなりながら、クルマに戻りました…(^^;。