松本コウイチの徒然日記

筍のおこわを作ってみた( ^o^)ノ

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

● 愛しの初物、筍(たけのこ)!!

今年最初の筍を使って、おこわを作ってみました( ^o^)ノ。

春を告げる旬の食材って、いろいろあると思います。
人によっては蕗の薹だったり、タラの芽だったり、千葉県民なら菜の花、なんて言う人もいるかと思います。
私が春を感じる食材として、最も身近なモノが “筍” だったりします( ^o^)ノ。

筍自体は海外からも水煮というカタチで多く輸入されていて、一年中食べられる食材ではありますが、やはり旬の生の筍を自分で煮て食べるのでは、その風味が全く違います( ^o^)ノ。
また、なんと言ってもアクと言うか、独特のえぐみは、水煮では味わえません。

 

● 高い筍、それでも買うっ!!

そんなわけで、ちょっと前からスーパーでも筍を見るようになっていたのですが、まだまだ高いのが現状(^^;。
かと言って、旬の食材であるが故にタイミングを逃すと、次に手に入るのが来年、なんてことにもなりかねません(^^;。

今日こそは買うぞ、と清水の舞台から飛び降りるような気構えで、スーパーに足を運んだところ、なんと見切り品が安く売っていました、しかも2個( ^o^)ノ。
まだ食べられていない、他の人の為にとっておくべきだったのかも知れませんが(^^;、思わず2個とも購入してしまいました(^^;。

しかし、それ以上に驚いたのが、なんとアク抜き用の米ぬかが、普通にパッケージングされて売られていたことです(^^;。
筍を煮るには米ぬかが必須だと思うのですが、今までは筍を買うと、一緒に米ぬかが付いてきました。
ぬか床を作るほど大量に米ぬかが必要、と言うわけでもないので、これっぽっちのもの、サービスで付けても良いのでは…と思いつつ、米ぬかじゃなくて米のとぎ汁を使うか、近所の無人精米所に行って米ぬかを少し拝借して来ようかとも思いましたが、100円も200円もするものじゃなし、それに家に鷹の爪も切らしていたよなぁ…と、今回は素直にパッケージングされた、専用の米ぬかも購入しました(^^;。

 

● 調理開始。まずは下準備。

と言うわけで、いそいそと帰宅(^^;。

まずは買って来た筍の穂先を切り落として、筍の身本体に傷を付けないように縦に切り込みを入れます。
大鍋にたっぷりの水を張って、米ぬかを溶かしたら、筍を放り込んで、後はくつくつと煮るだけです( ^o^)ノ。

普段は3~4時間ほど煮るのですが、この時は時間の都合で1時間半ほどしか煮ませんでした。

そのまま一晩鍋の中で寝かして、翌日、水から上げて皮を剥きます。
外皮から2~3枚くらいはもちろん食べられませんが、それ以上剥くと、場所によっては十分食べられる皮が出て来ます。

その部分はしっかり取っておき、ワカメとホタルイカを合わせて酢の物にしました( ^o^)ノ。

 

● 筍ご飯改め、筍おこわへ

肝心の身の方は、翌日、筍ご飯にするために保存。
筍は2本用意しましたが、ちょっと多いので、1本はカミさんの実家にお裾分け。
いつも裾上げやほつれの直しなど、お針子をお願いしてしまっているので、その御礼も兼ねて(^^;。
しかし、あまりしっかりとアク抜きをしなかったので、美味しく食べてもらえるか不安でしたが、まぁ旬の食べ物ですし、初物を食べると七十五日長生き出来るとか…。
気持ちが重要ですよね(^^;。

さて、筍ご飯ですが、作り方が二通り有って、大きく分けで、筍を炊き込む派と、味付けした筍を炊き上がったご飯に混ぜる派。
私は前者なのですが、オヤジが後者が好きです。
毎年、それで文句を言われるので、今回はその両方を採ることにしました(^^;。

つまり、ご飯では無く、餅米を使っておこわにします( ^o^)ノ。

まずは筍を準備。
醤油:酒:味醂:砂糖を1:1:1:1で作ったつゆに、筋を切るカタチで細かく刻んだ筍をよく煮込みます。

余談ですが、私は以前、筍を切る際に筋に沿って切ってしまったために、とてもじゃないですが噛み切れない筍を作ってしまった失敗経験があります…(^^;。

近所のスーパーで「ひめのもち」を1kg買って来て、研いだら1時間ほど水に浸し、その後しっかりと水を切って蒸し器の中へ。
じゅんじゅんと蒸かし、8割程まで蒸かせたと思ったところで、先ほどの筍を、少し煮汁を加えながらよく餅米に混ぜて、されに蒸かして完成です( ^o^)ノ。

木の芽などがあれば彩り的にも香り的にも尚良しだったのですが、この日はないので我慢我慢(^^;。

それでも、旬の筍おこわ…非常に好評でした( ^o^)ノ。
少しアクを残したため、適度にえぐみも有り、これがやはり水煮とは違う妙味ですね( ^o^)ノ。

 

● 今年も素晴らしく美味しかった…( ^o^)ノ。

そんなわけで、非常に好評で、残ったおこわの翌日美味しく食べきることが出来ました( ^o^)ノ。
こんなことが毎回だと嬉しいんですけどね…(^^;。

さて…今年は、まだもう一回くらい、筍を食べたいなぁ…と思っています。
その時はどう調理するか、今からホクホクしながら悩んでいます…(^^;。

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