一体型カードケース・キーケースを作ってみた【後編】
レザークラフトで、「一体型カードケース・キーケース」を作ってみた、の製作編です( ^o^)ノ。
さて、前回、木片でカードケースの内型と外型を作り、濡らした革を型取りまでしました。
一晩経って、程よく乾いたところで型を外し、少し歪だったところを修正しました。
大分革に皺が寄ってしまっていますが、販売するわけでもなし、自分で使うモノなので、この辺も “味” だと考えて(^^;、あまり深く考えないようにします(ぉぃぉぃ)。
取り敢えず、切り出す線を引いておきます(^^;。
で、実際に切り出してみたのがこちら。
切り口が毛羽立っていますが、これは後々磨きますので、今は無視(^^;。
そして、今度は厚めの革を用意し、キーケースの本体部分を作ります。
とりあえず、イメージ通りに切り出します。
先に作ったカードケースの部分を乗せて、こんな感じにする、とイメージ(^^;。
カードケース部分を加工し、実際にカードを入れる口を開けます。
キーホルダー側の革を濡らし、折り曲げて、革にクセを付けておきます。
乾くとこんな感じになります。
実際にキーケースの金具を取り付ける部分に、補強として別に切り出した革を貼り付けます。
ついでに面取りもしておきました( ^o^)ノ。
カードケースとキーケースのパーツを接合するために、接着剤を塗ります。
一応の目安の場所に線を引き、はみ出しても大丈夫なようにマスキングをして接着剤を念入りに塗ります。
また、カードケース側に、カードを抜き出ししやすいように緩いカーブを切り抜きました(ちなみにカーブは、CDを肩に使いました(^^;)。
なお、接着剤はゴム糊を使用しています。
浸ける側、付けられる側、その両方にゴム糊を塗り、生乾きになったところでくっつけます。
実際にくっつけたら、ハンマーで叩いてしっかりと空気を抜いて密着させます。
金具を付ける部分にあらかじめ穴を開けておきます。
手製の穴開け機を使って、縫い目に穴を開けていきます。
カードケースとキーホルダーを縫い合わせたら、今度はカードケースの蓋部分を作ります。
これまたイメージだけで(おぃおぃ)でパーツを切り出し。
これもマスキングしつつ、接着剤を塗ります。
実際に貼り付けて、縫いました。
カードケース側には、型崩れしないように、型を抜いた際の内型を入れてあります(^^;。
ホック金具を取り付けて、カードケース側はほぼほぼ完成です。
キーケース側にもホックを取り付けます。
実際に取り付けてみて、キーホルダー金具も取り付けました。
閉じるとこんな感じになります。
紛失防止用のキーチェーンも取り付けてみました。
こんなに大量のカード類が入っても、まだ余裕があります(^^;。
少し磨いてみました(^^;。
切断面(コパ面)に紙やすりを掛けて、トコノールという専用の磨き油を塗って、艶が出るまで磨きます。
キーケースはこんな感じです。
まだ多少鍵を増やすことが出来そうです( ^o^)ノ。
そんなわけで、構想3日、材料手配に1日、製作3日。
約1週間掛けて完成しました( ^o^)ノ。
本当は、コパ面を、細く切った革で覆おうとかいろいろ考えていたのですが、全くのノープランで作っていたので、だんだんと気力が失われていきました(^^;。
とりあえず、完成したので、暫く使ってみたいと思います(^^;。
もし、不具合が見つかれば、また考えて作り直してみたいと思います。
う~ん、DIYって、この考えている時、作っている時が、一番楽しいんですよねぇ…( ^o^)ノ。
少し休んだら、また次に何を作ろうか、楽しみにながら考えたいと思います( ^o^)ノ。