松本コウイチの徒然日記

豚タンで燻製を作ってみました( ^o^)ノ

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

● 糖尿病と呼ばれて

糖尿病と判定されてから、本当に食べるものに気を使うようになりました。
現在は、数値は安定していて、糖尿病判定の基準を下回っていますので、極端に節制しなければいけないというわけではないのですが、以前までの食生活に戻れば、アッと言う間にまた数値が急上昇することは分かっています(^^;。

ところで、私はクルマでの移動が非常に多いのですが、その際、非常に困るのが眠気なんです(^^;。
特に午後などは急激に眠気が来ることがあって、過去二1度だけ、軽微ですが事故を起こしたこともあります。

なので、眠気冷ましのためにいろいろとするのですが、一番良いのが、何か口に入れておくことなんです(^^;。

そういうわけで、コンビニによって、色々と買うんですが、糖尿病の関係で、糖質を考えた食べ物…となると、本当に選択肢がありません。
また、運転しながら食べるのですから、それなりに手軽なモノである必要もあります。

スルメやジャーキーなどが有り難いのですが、なにせお高い…そんなに簡単に買い続けるわけにも行かないので、じゃぁ、自分で作ってしまおう、と思い立ちました( ^o^)ノ。

● 豚タンで燻製を作ろう(材料編)

そんなわけで、漸く本題に入れるのですが、豚タンの燻製を作ってみました( ^o^)ノ。

実は、少し前から、試行錯誤を繰り返して、いろいろと作ってみたのですが、漸く普通に食べられる、一応の完成を見たのでご紹介(^^;。

まずは豚タンの用意。
既に焼肉などの食材としてスライスしてあるモノなら近所のスーパーで。
1本単位なら『業務スーパー』などでも買えるのですが、もっと大量に欲しいとなると、それなりの食材店に行かないと手に入りません。
私は船橋にある『せんどば』と言う業務用食材店で、輸入の冷凍のタンを購入しています。
これだと、安ければ4~5本入って800円前後で購入することが出来ます。

● 豚タンで燻製を作ろう(実際に作ってみる)

解凍した豚タンを、1cmくらいの厚さに切って、お酒で洗います。
片面にしっかりと塩胡椒をふって、クッキングペーパーを2重にしたタッパーに並べて置き、表面には粗塩と胡椒をふります。
その上からまたクッキングペーパーを敷いて、1昼夜おき、しっかりと水分を抜きます。


次に、ダイソーで購入した網籠の中に入れて、天日で1日干します。

そうしたら、今度は段ボール箱で自作した、燻製機で燻っていきます( ^o^)ノ。

この燻製機、どうしても燻製が作りたくて、手持ちにあった段ボール箱を活用して作ったのですが、実質は段ボール箱を組み立てて、四方の角に割り箸で支えを作り、中に網を入れただけの簡易なモノです。

ただ、それだけに使い勝手が良くて、使わないときは折りたたんでおけるので、非常に重宝しています(^^;。

ちなみに煙の元はホームセンターで購入して来たSOTOの3個パックになっているスモークウッドを使用しています。
桜やクルミ、リンゴなども使ってみたのですが、最終的にはヒッコリーに落ち着きました(^^;。

しかし、これだけでは熱量が足りず、肉が生の状態になってしまいます。
モノによってはそれでも良いのですが、豚タンだと中までしっかりと火が通らないと、とってもじゃないですが噛み切れないので、もっと熱量が必要になります。

そこで、今度はダイソーで購入してきた、一人鍋の時などで使うアルコール固形燃料を2個使用。

全てに火をつけたら、食材を入れた段ボール製燻製機を上から被せてスモーク開始です( ^o^)ノ。

ちなみに、肉から油が滴るほどの熱さになります。
段ボール箱に引火して、燃え上がらないとも限りませんので、実際に行う場合は常に側で見張っている必要があります。
実際に段ボール箱を外から触ってみると、意外なほど熱くなっていることに気がつきます。

固形燃料自体は30分ほどで燃え尽きるので、以降は安心、と言うわけでもないですが、少し気が抜けます(^^;。

2時間ほどで燻煙は完了。
そのまま少し置いて粗熱を取ったら、今度はクッキングペーパーの上に肉を広げて、風に一晩ほどあてて脂(ヤニ)感を飛ばしたら完成です( ^o^)ノ。

● 失敗の轍

以前作ったときは、熱量が全然足りずに半生状態。
仕方なしに、出来上がった燻製をレンジでチンしました(^^;。

次はダイソーで購入した着火材付きの炭を使ったら、着火材の焼ける臭いがゴムの焦げるような臭いで、おまけに煤も凄くて、酷いことに…。

さら次に作ったときは、今度は熱が強すぎてあわや段ボールが燃えてしまうところでした(^^;。
おまけに出来上がった燻製はカチンカチン。
食べようとして喉を突いて、大いに吐血しました(^^;。

幾度かの試行錯誤を繰り返した結果、漸く今回上手く行きました(^^;。
段ボールの体積に対して、どれくらいの熱量が必要なのか、それを実現するためにはいくつくらいのアルコール固形燃料が必要なのか、一歩一歩足探りで地雷原を進むような作業でしたが、漸く上手く行って安心しました( ^o^)ノ。

● 完成

さて…今回作った豚タンの燻製ですが、いつまで保つことやら…(^^;。
あると思うと、いくらでも食べてしまうんですよね…(^^;。

ちなみに、味自体は、少し塩の強めのハムのような感じで、固いのが玉に瑕(きず)ですが、それも眠気覚ましになる、と言うこともあり、市販のモノよりも重宝しています( ^o^)ノ。


なにより、自分で作ったので安上がりです( ^o^)ノ。

● やっぱり、しっかりとした燻製機が欲しい…

近々、きちんとした燻製機を作ろうかと画策しています。
燻製機自体は、作ろうと思えば比較的簡単に作れるのですが、折りたためて、使わないときは場所を取らないと言うことを前提に設計すると、結構面倒です(^^;。

一応、『caDIY3D』と言うCADソフトを導入して、簡単に設計して、材料は揃え始めています(このCADソフトは必要部材も洗い出してくれるところが嬉しいです( ^o^)ノ)。

実際に作る際には、またDIY系で紹介できればと思います( ^o^)ノ。

と言うわけで、今回は「豚タンの燻製 顛末記」でした(^^;。

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