松戸 となみ 「ラーメン」
松戸の『麺処 となみ』にて、「ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。
ここ数年、松戸にニューウェーブなラーメン店の出店が相次いでいるような気がします。
元々松戸は、某超有名店のおかげもあって、ラーメン激戦区、等と言われている面もあり、ラーメン店は豊富な方だと思います。
しかし、ここに来て、さらに新しお店が増えてきています。
今回お邪魔した『麺処 となみ』さんも、そんな最近開店したお店の一つで、以前は勘太郎ラーメンと言う老舗のラーメン店。
そこが退店して、跡地に新しく入店しました。
丁度この辺りは駅から少し離れていて、商業地域と言うよりかは住宅街の入口、と言った位置づけの場所なのですが、すぐに近くに松戸市役所や税務署があり、その辺のお客さんもあり、それなりに集客の見込める場所だとも思います。
地元の私としては、開店したこと自体は知っていたのですが、その直後からお昼時ともなると外に行列が出来るような並び客の凄さに、純粋に興味が湧いていました。
しかし、このお店から歩いて5分のところに住んでいる身としては、逆に行きにくくて、漸くこの日、機会を得てお店に入ることが出来ました。
お店に入ると、カウンターのみの狭い店内で、食券機が入ってすぐの左手に鎮座しています。
メニューは基本ラーメンとつけ麺のみで、後はトッピングで差別化。
この辺のシンプルさには好感が持てます( ^o^)ノ。
初めてと言うこともあって、無難に「ラーメン」を選択。
食券を渡しつつカウンターに座りますが、カウンター向こうの厨房に置いてある、大きな寸胴の縁に、コンクリートを攪拌するのに使うであろう、電動ドリルが据え付けてあり、ぐるんぐるん回りながら、何かを常にまぜ続けて居ます。
この辺りで、内心、<あ、ヤバい…>、と。
実は自分は、魚介系の濃厚コッテリラーメンと言うのが余り得意では無く、嫌いではないのですが、一時期尋常じゃないほどこの系統のラーメンが持て囃されていたことがあって、二郎系にインスパイアされたもやしメインの山盛り野菜を乗せた系統のラーメンとともに、辟易としてた時期がありました。
最近、またあの頃の魚介系コッテリラーメンも食べてみようかなぁ…と、思い始めていたところではあったのですが、正直、不意を突かれたような感じで、内心、<うわぁ…やっちゃったよ…>、なんて思っていました。
そして、実際に私の目の前に置かれた丼は、正に魚介系の濃厚コッテリラーメンそのものでした…。
掛け値無しの正直な話し、この段階でテンション駄々下がり。
どうしよう…なんて思っていたのですが、折角作ってくれたラーメンを最初から美味しくない、と思って食べたらそれこそ失礼な話しです。
ネガティブに考えるより、美味しさを探していこう、と思って箸を取りました。
しかし、一口食べてみると、トロリと濃厚なスープが唇に纏わり付く、それくらい濃いスープ。
苦手だなぁ…と思ったのですが、二口目、三口目と食べ進めるウチに、意外なほどスルスルと食べられることに気がつきました。
あれ? 美味しいぞ?
不思議に思いながら食べるのですが、途中気がつきました。
とびきりスープは濃厚なのに、味が濃くないんです。
塩味が控えめというか、味にクドさがありません。
凄く丁寧にスープを作っているというか、実際の濃厚さ以上にアッサリ感も不思議に追いかけてくるんです。
また、個人的にはチャーシューが刮目するほど美味しくて、最終的には完食…。
最初、あれほど拒否感があったのが嘘のようでした(^^;。
何事においても先入観は目を曇らせるだけだなぁ…と反省しつつ、お店の人に心から「美味しかったです」、と伝えてお店を後にしました。
う~ん…。
参りました(^^;。
もちろん、好き嫌いのはっきり分かれるラーメンであることは間違いないのですが、これは、甥っ子とか、是非連れてきてみたいと思った、そんな、人にも食べさせてあげたいラーメン屋さんを見つけることが出来ました…( ^o^)ノ。