松本コウイチの徒然日記

『こたま貝』で、味噌汁を作ってみた

2023/12/05
 
この記事を書いている人 - WRITER -
千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

『こたま貝』の、「味噌汁」を作ってみました( ^o^)ノ。

近所のスーパーで、蛤が安く売っているなぁ…と思い近づいてみたら、蛤ではなく、『こたま貝』でした(^^;。

とりあえず、『こたま貝』ってなに…?、と思ったのですが、美味しそうだったのと、お値段がお手頃だったので、購入してみました( ^o^)ノ。

 


茨城県産らしいのですが、全く前知識の無い貝です。
値札には「砂抜きをしておりません」とあったので、とりあえず、ボウルに放ちます。

 


んで、3~4%くらいの塩水を作り、貝を笊に入れて沈め、上から覆いをして、暗くして2時間ほど放置しました。

結論から言うと、それほど砂は吐きませんでした。
少し塩分が濃すぎたかなぁ…とも思ったのですが、まぁこれ以上は夕飯を作る時間もありますので、一種の賭と言うことで(^^;。
食べて砂が残っていたらごめんなさい、です(^^;。

塩水を捨てたら、貝同士を擦(こす)り合わせるようにして、流水で洗います。

雪平鍋に貝と水を入れて、鰹出汁の顆粒も投入。
貝に手を合わせてから、火に掛けます。

貝が開いて、少し沸騰してきたら、味噌を溶き入れて、すぐに火を止めます。
貝の身が固くなってしまったらもったいないですから(^^;。

美味しいモノを美味しく食べてあげる。
命を頂く以上、それが成仏だと思います(^^;。

と言うわけで、後はお椀によそって小ネギを散らし、頂くだけです( ^o^)ノ。

 


実際に貝を観てみて、少し驚いたのですが、火を通す前は、薄い茶色や灰色に近い色合いの貝の模様だったのですが、火を通してみたら、なんと、色が落ちて薄い赤になっていました…。

 


ちなみに貝の身はこんな感じ。
蛤の身のようにも見えますが、貝の大きさからすると、身は小さめです。
感じとしてはアサリみたい?

とりあえず食べてみると、食感はかなりしっかりとしていて、やっぱり蛤のようだ、と思いました。

それ以上に驚いたのが、非常に甘いこと( ^o^)ノ。
よく、上手いと甘いを同義語として使っていて、甘みが感じられるとか、何でもそう言う “甘い” に頼った表現をする人がいますが、そうでは無くて、実際に甘いんです。
これは、ちょっと他の貝では感じられない、変わった特徴だなぁ…と思いました。

もちろん、貝としての出汁も非常に良く出ていて、先ほどの甘みと合わせて、とても美味しい貝だと思いました…( ^o^)ノ。

あ、ちなみに、ほぼ100%、砂は残ってませんでした…( ^o^)ノ。

う~ん…。
私の知らない味、まだまだ沢山あるんですねぇ…( ^o^)ノ。

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