『こたま貝』で、味噌汁を作ってみた
『こたま貝』の、「味噌汁」を作ってみました( ^o^)ノ。
近所のスーパーで、蛤が安く売っているなぁ…と思い近づいてみたら、蛤ではなく、『こたま貝』でした(^^;。
とりあえず、『こたま貝』ってなに…?、と思ったのですが、美味しそうだったのと、お値段がお手頃だったので、購入してみました( ^o^)ノ。
茨城県産らしいのですが、全く前知識の無い貝です。
値札には「砂抜きをしておりません」とあったので、とりあえず、ボウルに放ちます。
んで、3~4%くらいの塩水を作り、貝を笊に入れて沈め、上から覆いをして、暗くして2時間ほど放置しました。
結論から言うと、それほど砂は吐きませんでした。
少し塩分が濃すぎたかなぁ…とも思ったのですが、まぁこれ以上は夕飯を作る時間もありますので、一種の賭と言うことで(^^;。
食べて砂が残っていたらごめんなさい、です(^^;。
塩水を捨てたら、貝同士を擦(こす)り合わせるようにして、流水で洗います。
雪平鍋に貝と水を入れて、鰹出汁の顆粒も投入。
貝に手を合わせてから、火に掛けます。
貝が開いて、少し沸騰してきたら、味噌を溶き入れて、すぐに火を止めます。
貝の身が固くなってしまったらもったいないですから(^^;。
美味しいモノを美味しく食べてあげる。
命を頂く以上、それが成仏だと思います(^^;。
と言うわけで、後はお椀によそって小ネギを散らし、頂くだけです( ^o^)ノ。
実際に貝を観てみて、少し驚いたのですが、火を通す前は、薄い茶色や灰色に近い色合いの貝の模様だったのですが、火を通してみたら、なんと、色が落ちて薄い赤になっていました…。
ちなみに貝の身はこんな感じ。
蛤の身のようにも見えますが、貝の大きさからすると、身は小さめです。
感じとしてはアサリみたい?
とりあえず食べてみると、食感はかなりしっかりとしていて、やっぱり蛤のようだ、と思いました。
それ以上に驚いたのが、非常に甘いこと( ^o^)ノ。
よく、上手いと甘いを同義語として使っていて、甘みが感じられるとか、何でもそう言う “甘い” に頼った表現をする人がいますが、そうでは無くて、実際に甘いんです。
これは、ちょっと他の貝では感じられない、変わった特徴だなぁ…と思いました。
もちろん、貝としての出汁も非常に良く出ていて、先ほどの甘みと合わせて、とても美味しい貝だと思いました…( ^o^)ノ。
あ、ちなみに、ほぼ100%、砂は残ってませんでした…( ^o^)ノ。
う~ん…。
私の知らない味、まだまだ沢山あるんですねぇ…( ^o^)ノ。