松本コウイチの徒然日記

神保町 覆麺

 
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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。 食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

神保町の『覆麺』にて、「サザエ出汁の塩ラーメン」を食べて来ました( ^o^)ノ。

サザエ、と言うと、壺焼きで食べるほろ苦い貝、と言うイメージがあったのですが、これを使ってラーメンの出汁とは…一体全体どうなってしまうのか、と言う好奇心と興味が非常に強くて、なんとかかんとかお店に行く機会をひねり出しました(^^;。

そんなわけで着いてみるとそれなりの並び客(^^;。
クルマを近くに停めたこともあって、思わず傘を持たずに列に並んでしまったのですが、程なくしてポツポツと空から雨粒が落ちてきました。

本格的に濡れるようになったら…都内の雨は酸性で、髪にも良くない…そんなアホなことを考えていたら、常連さんから声を掛けられました。
先日、Twitterで燻製のことに助言を頂いた方で、思わず話し込むウチに列が動き、幸いにして余り濡れる前に入店することが出来ました(^^;。


予め大将の妹さんから食券を直に購入していたので、そのまま空いた席に着き、大将に食券を渡します。
お冷やで喉を潤しながら大将と花木さんがチャッチャと作るラーメンを観ながら、ふと壁を観ると、サザエ出汁の張り紙に目が留まりました。


瀬戸内産の天然サザエと言うことで、「独特な風味が有りますので…」という注意書きも。

逆に、その独特な風味が楽しみだったのですが、花木さんの手から受け取ったそのラーメンには、独特さ感じるような風貌は一切ありません(^^;。


ネギの上に肝のペーストが載っていますが、それ以外は至って普通の『覆麺』の塩ラーメンと言った感じです。

そして、実際に食べてみると、まさにそんな感じでした。
良くも悪くも「独特な風味」、というのは全くなくて、逆に「味が濃い…」と思うほどの強い旨味と味わいです。

鮑の肝のような、強烈な個性があるのかなぁと思ったのですが、その辺はちょっと拍子抜けだったのですが、反面、貝とは思えないほど強い旨味が、思わず笑ってしまうほどです( ^o^)ノ。

多分、何も言わないで食べさせたら、多くの人がサザエの出汁であることに気がつかないんじゃ無いかなぁ…と思いつつ、ネギの上に乗った肝のペーストを少し分けて麺に載せてみると、ほんのちょっとで恐ろしいほど貝の肝の風味が爆発しました( ^o^)ノ。

コイツァ美味いぜっ!!、と思って大将に聞いていたら、なんとサザエの肝では無く、アワビの肝なんだとか(^^;。

コイツァやられたぜ、と思いつつ完食(^^;。
ご馳走様を伝えてお店を出ました。

どんな食材でも上手に美味しくしてしまうなぁ…と大将の腕前に感服しつつ、確かにサザエは、苦手な人は苦手だもんなぁ…と。
今度は、私の好きなホヤなんかで出汁を取ってくれないかなぁ…と思いつつ、某さんが大将のことを「苦手食材克服請負人」と表していましたが、まさに言い得て妙だと(^^;。

きっと、ホヤだろうが何だろう、大将の手にかかれば美味いラーメンに仕上げてしまうんだろうなぁ…と確信(^^;。

これからも大将は、驚かせてくれるんだろうなぁ、と思いつつ、クルマに戻りました(^^;。

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