神保町 覆麺
神保町の『覆麺』にて、「生タラバガニ」の三部作を食べて来ました( ^o^)ノ。
蟹好きの自分としては、まさに外せない具材なのです。
なわけで、徹夜明けを押して、通ってみました(^^;。
初日の「生タラバガニ出汁の塩ラーメン」、そして「生タラバガニ出汁の悪い奴」、「生タラバガニ出汁の冷やしまぜそば」と続きました。
そしてその三部作を食べた結果、言えることはただ一つ…美味い、と( ^o^)ノ。
最初の日に食べたのは、「生タラバガニ出汁の塩ラーメン」でした。
有料トッピングで、「生帆立貝柱ソース」なるものもあったのですが、この日は純粋に塩ラーメンを食べたくて、敢えてトッピングはしませんでした。
スキッとした透き通るような端麗なスープに立ち上る蟹の芳香…。
隣の人が、蟹の身の入った貝柱ソースをたっぷりと掛けているのを観て、私も注文するのだったと後悔したのですが、それはそれ、これはこれ(^^;。
タラバガニの主張がそれほど激しくはないのですが、それでも蟹の風味はしっかりと存在していて、塩ラーメン好きとしては身を揉むような美味さでした( ^o^)ノ。
明けて翌日の「悪い奴」。
実際に食べてみると、今までの「悪い奴」を良い意味で裏切る、さっぱりとした美味さです。
兎に角ガンガンに炊き上げて、濃厚な出汁を取った、と言う感じでは無く、昨日の塩ラーメンの醤油版、と言った塩梅のラーメンです。
タレの濃さは言うまでもありませんが、良くも悪くも雑味も旨味、と言わんばかりの下品な美味さでは無く、蟹に敬意を払った、上品にして極上のスープです( ^o^)ノ。
本音を言ってしまうと、このスープでご飯を落として食べたら、最高のお茶漬け…と思いました( ^o^)ノ。
そして三部作の最終日、「冷やしまぜそば」です( ^o^)ノ。
さすがは最終日、と言わんばかりの甲殻類の旨味が染み渡るジュレ状のスープです( ^o^)ノ。
正直言って、夜勤明けだったため、立って待っているときに意識が飛ぶほど眠かったのですが、一口食べて目が覚めました(^^;。
極めて強いコシ、ガシッと噛み応えのある麺に立ち向かうと、その合間を縫って甲殻類の旨味が口内に行き渡ります。
ちなみにこの日は「生帆立貝柱ソース」を付けたのですが、コレがまた格別に美味いんです( ^o^)ノ。
次に機会があったら、必ずダブルで頼みます!!
そんなこんなで食べ進めるのですが、あまりの美味さにレモンを搾るのを忘れていて、慌てて箸を止めてレモンをかけました(^^;。
一気にまろやかになり、そしてトリュフオイルを掛けて一差しの温かい出汁…これだけで、香ばしくてサラリとした、得も言われぬ姿に変身します( ^o^)ノ。
最後の一滴まで完食して、三部作の幕を閉じることが出来ました( ^o^)ノ。
やっぱ蟹は美味いなぁ…と心底思った三日間でした…。
蟹もさることながら、それを引き出す大将の上でも凄いのだと思います( ^o^)ノ。
う~ん…『覆麺』の引き出しは、奥が深すぎます…(^^;。