鯛のアラで、煮干しを作ってみた
鯛のアラを使って、煮干しを作ってみました( ^o^)ノ。
スーパーでよく売っている、鯛のアラ。
私は時々、潮汁にしたり兜煮にしたり、そのまま塩を振って焼いたりと、美味しいし調理法が結構あるし、何より安いし、と言うことで、時々購入していました。
そんな折、鯛を丸々一匹使った煮干しで、贅沢に出汁を取った炊き込みご飯、と言うのをTVで観て知りました。
鯛一匹で煮干しが作れるのなら、鯛のアラで煮干しを作ってもおかしくないだろう、と思い立ち、実際に作ってみることにしました( ^o^)ノ。
まずは、鯛のアラを用意しました。
近所のスーパーで、1パック150円で売っていたので、2パック購入しました。
結果、2尾分のアラが手に入りました( ^o^)ノ。
大鍋を用意して、海水と同じ程度の塩水を作ります。
これを、火に掛けていきます。
温度を、80度にします。
ここに、鯛のアラを投入。
一気に温度が下がるので、中火で80度くらいまで戻して、そこから弱火にして、80度をキープします。
80度にして5分ほど。
アラを取り出します。
これを、干し網に入れて、5日ほど天日でしっかりと干していきます。
途中、雨が降ったり湿気が凄かったりと、なかなか上手いこと進みませんでしたが、トータル7日ほど掛けて、しっかりと干し上げました。
結構匂いが凄くて、腐ってしまったかと不安でしたが、そこまでは行きませんでした…でも、生臭さは凄かったです…(^^;。
出来上がった煮干しを、水に浸けます。
半日ほど浸け込んだのがこれ。
随分と汚く…と言うか、出汁が出ているようです(^^;。
ここから、煮込んでいきます( ^o^)ノ。
2時間ほど煮込んだのがこれ。
現時点では、鯛アラ煮干し100%なので、結構匂いがキツイです…(^^;。
その後、酒、生姜やネギの青いところを加えて、さらに煮込みました。
この段階で、匂いは大分軽減されました。
でも、まだ少し臭うので、一度全部、鯛アラ煮干しや葱、生姜などを全部取り出しました。
そこに、さらに追い生姜、青唐辛子、そしてフードプロセッサーでミンチにした鶏の胸肉を加えて、良く溶かします。
火に掛けて、沸騰させていくと…鶏胸肉のタンパク質が析出して、同時にスープの濁っている部分を吸着してくれます。
火を止めると、素晴らしく澄んだスープになりました…( ^o^)ノ。
スープ全体を、漉します。
完成した、琥珀色に透き通ったスープ。
今回はこれに醤油ダレなどを加えて、今夜のつけ麺のスープにしました…( ^o^)ノ。
個人的には、非常に美味しく出来上がりました…( ^o^)ノ。
と言うわけで、1週間以上かけて、鯛煮干しから作ってみましたが、結構大変でした…(^^;。
もう二度とやらない…と思いつつ、取り敢えずブログのネタになって良かった…と、そう思ってしまった、今日この頃です…(^^;。