磯遊びで捕ってきた貝で、味噌汁を作ってみた

2023/09/04

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千葉県松戸市在住のオッサン。 "オイルショックの年に生まれた"と言われ続けて育ってきた。食べるの大好き、作るのも好き。 DIY系も頑張っています。最近はレザークラフトも始めたけど…(^^;。

磯遊びで捕ってきた貝で、味噌汁を作ってみました( ^o^)ノ。

関東の某所で、磯遊びをしてきました( ^o^)ノ。
私は、砂浜で海水浴、という遊びよりかは、磯や岩場で貝や蟹を捕まえる方が好きで、息子にもその楽しさを知ってもらおうと先週、夏休み最後の日曜日ということで連れ出したのですが、良い磯に巡り会うことが出来ず、この日、改めて息子とカミさんを連れて、良さげな磯を下調べして、連れて行きました( ^o^)ノ。

ようやく着いたその場所は、思ったよりかは広くない磯だったのですが、初めて遊ぶには十分過ぎます( ^o^)ノ。
早速息子を伴って、磯に遊びに出かけます( ^o^)ノ。

途中までは靴を履いていたのですが、えらく滑るので、裸足になってしまいました(^^;。
結果、フジツボなどで酷く足を傷つけてしまい、途中から靴下だけを履いて遊んでいました。
…やっぱり、マリンシューズは必須ですね…経験から学びました(^^;。

持参したナイフを使って、岩にこびり付いた貝などを剥がして採取します。
蟹も捕まえたかったのですが、結局一匹も捕まえられませんでした(^^;。

ハゼの稚魚などもいたのですが、こちらも全く捕まらず(^^;。

結局、ヒザラガイを始めとした貝やフジツボを、採ってきました( ^o^)ノ。

息子も大変面白かったようで、終始大興奮でした( ^o^)ノ。

帰宅して、貝と一緒に持ち帰った海水に貝を放してみると、結構な数が採れたようです( ^o^)ノ。

尤も、食べて腹の足しになるほどではないので、これは全て、事実上味噌汁の出汁ですね…(^^;。

一匹一匹、地道に殻をタワシでキレイにして、味噌汁にしてみました( ^o^)ノ。

ちなみに、今回採取出来た貝等は、以下のような物になります。

【イボニシ】

少し苦味のある貝で、このほろ苦さが美味しいのですが、今回採取出来たのは、3個だけ…ちなみにうち1個は、なんとヤドカリでした…(^^;。

と言うか、食べられるほど大きなモノは採れなくて…爪楊枝すら入りません(^^;。

【マツバガイ】

磯なら凡そどこにでもいる貝で、今回は最大でも2cm程度と、小ぶりなモノしか採れませんでしたが、5cm以上になるモノもいます。
茹でた際、身が殻から外れてしまうのですが、今回のマツバガイは、小さいモノばかりだったので、外れてしまった身も、本当に小さくて、箸で掴むのに苦労しました…(^^;。

【ウノアシ】

見た目が、鳥の足のように見えるため、この名前が付いたそうです。
基本は前述のマツバガイとほぼ一緒。
どこにでもいる、極々普通の貝ですが、大変良い出汁が出ます( ^o^)ノ。

【フジツボ】

有名な話しなのですが、フジツボは貝やサンゴのように見えますが、実は甲殻類の仲間で、言うなれば海老や蟹と一緒。
出汁も似たような味わいですが、それはもっと大きくて、量もしっかりある場合の話しで、今回のように、ちっちゃくて少なくては、出汁と言っても気分的なモノです(^^;。
食べられるような部分もありません…息子はそれでも頑張って食べていましたが(^^;。
ちなみにフジツボは非常に固く岩に固着しているので、本来ならタガネなどが必要ですが、今回はナイフで採取しました。
…ナイフ、かなり酷使しました…(^^;。

【ヒザラガイ】

今回採取した貝の中では、一番大きい貝。
磯でよく見かける貝ですが、その見た目は、大変グロテスク…。
以前、秋田書店から『BM ネクタール』というコミックが出版されていましたが、作者の藤澤勇希先生は、きっとBMのデザインを考える際、絶対にこのヒザラガイを参考にしたのではないか…と、本気で信じています(^^;。
三葉虫か芋虫か…これを食べようと思うのはなかなか勇気が要りますが、言うて貝の一種。
食べて食べられないことはありません…あとは度胸です。
実際に食べてみると、まず、背中の8枚の甲羅のような貝を引っぺがし、さらに周囲にある苔のような固い皮を擦り落とす必要があります。
また、貝の下には内臓もあって、それがまたジャリジャリするので、これも取った方が良いですね。

しっかりと下処理をしたヒザラガイは、こんな感じ。
大変固く、コリコリとした食感が悪くありません( ^o^)ノ。