日本橋 そばよし 「月見そばと半ライス」
日本橋の『そばよし』にて、「月見そばと半ライス」を食べて来ました( ^o^)ノ。
こちらのお店、以前、NHKの『ブラタモリ』にて、タモリさんが美味しそうに食べていたのを見て、ずっと気になっていました。
場所的にも、私の十分な行動範囲。
なのに、どうしても縁が無くて、行く事が出来ませんでした…。
この日、意を決して行ってことに…時間は15時少し前…お店に着いてみると…。
なんと、ほぼほぼ満席(^^;。
相席できる席が一つだけ空いていて、「うわ、この時間なのに、こんなに混んでるの…」と驚いていたのですが、運良くカウンターが一席だけ空いたので、そこに急いでお冷やを置いて、おそばを取りに行くことにしました(^^;。
今回、私が注文したのは、「月見そば」と「半ライス」。
この半ライスには、鰹節粉が付いてきます…。
そう、こちらのお店、鰹節がめっちゃ有名なんです( ^o^)ノ。
と言うのも、鰹節問屋の直営のお店で、兎に角、鰹節に拘ったお店。
つゆの出汁はもちろんのこと、鰹節を削る際に出る粉を集めて、鰹節粉としてご飯に提供しているんです。
早速持って来たおそばを見ていると、一見、なんの変哲も無いそばとご飯です。
そばは、ネギと玉子だけのシンプルイズベスト、まさに「月見そば」。
ご飯も、極々普通のご飯で、「粉かつお」と書かれたボトルが付属するだけです。
早速おそばを食べてみますが、ちょっと驚きだったのが、物凄くそば自体が美味しいこと。
あとから調べてみたら、そばも自家製なのだとか。
ちょっと立ち食いそばで食べるレベルでは無いなぁ…と思いつつ、つゆも物凄いです( ^o^)ノ。
鰹節に濃厚、と言う表現はおかしいですが、鰹節の、独特の酸味も感じるほど、強く鰹節の風味が煮出されています。
そして、個人的に最高だったのがご飯で、適量、鰹節粉をかけて、そこに醤油を少し垂らします。
それで掻っ込むのですが…これは日本人としての至福だ…そう信じて疑わない、日本人の心の根底に響いて来る美味さです( ^o^)ノ。
さらに、ここでそばのツユを飲むと…これがまた、じんわりと、五臓六腑に染み渡るような美味さなんです…。
唯一残念だったのは、時間的にお昼時間を相当すぎていたからなのか、ご飯自体が、長く保温されていたモノだったこと…。
お米の艶や粘りはかなり失われてしまっていて、パサパサな部分もあればベタベタな部分もあり、またカリカリの干飯のようになった米粒が混じっていたりと、ご飯としては及第点とは言えない状況。
でも、これだけ美味く感じてしまうのだから、鰹節、恐るべし(^^;。
幸せな満腹になって、帰路に着きました。
う~ん…。
この立ち食いそばは、なんとしても、同僚(笑)やカミさんを連れてきてみたいと、心底思いました…( ^o^)ノ。