鶏もみじ出汁でラーメンを使ってみた
鶏の「もみじ」で出汁を取ってラーメンを作ってみました( ^o^)ノ。
鶏の「もみじ」ってナンジャラホイ?、と言う人もいるかと思いますが、知っている人なら知っている、知らない人は全く知らない、鶏の部位の名前で、足先の部分を言います。
見た目、と言うか形そのものは正に鶏の足で(当たり前ですが(^^;)、ニワトリの足をブツッと切っただけのモノです(^^;。
韓国では、これを味付けしてお酒の肴にしたりするそうですが、日本ではもっぱら鶏白湯スープの出汁に使ったりしています。
お値段は非常に安いのですが、実際に使うには下処理がそこそこ面倒で、まずは足先についている、爪を全部除去します。
ハサミで切ったり包丁で落としたり。
しかし、足1本につき、指が4本ありますので、これが何十本も足があると、その本数×4本の指の分の爪、となるので、単調な作業ではありますが結構手間です(^^;。
さらに、意外と皮が残っていたり、足の平の部分に汚れが付いてたりと、それらの除去もそれなりに面倒です。
そんなわけで、ようやく下処理が終わったら、一度これを湯がいてあくや臭みを抜きます。
そうして、ついにクズ野菜や生姜と一緒に込んでいき、出汁を取ります。
しかしコレがまた面倒で、本来であれば10時間以上煮込みます(^^;。
私は流石に面倒で、結果6時間ほどしか煮込みませんでしたが、それでもかなり大変でした(^^;。
と言うわけで、ラーメン作りです。
今回はちゃんぽんのように作りたかったので、豚バラ肉の他に大量のモヤシやニラ、キャベツやニンジンを大きな中華鍋で一気に炒めて、そこに苦労して作った鶏白湯スープを注ぎ、市販のタレも加えます。
湯がいた麺を入れて、スープを麺に吸わせたら、丼によそって完成です( ^o^)ノ。
ちゃんぽんというかタンメンというか、まぁ良く分かりませんが松本晃一オリジナルのラーメンと言うことで(^^;。
とりあえずは美味しく出来ましたし、家人もほぼほぼ完食してくれましたので、それはそれで良かったのですが、とにかく野菜の量が滅茶苦茶多いので、スープは軽く口にしただけで、かなりの部分が残されてしまいました…。
私の敬愛する神保町のラーメンの名店、『覆麺』の大将の名言である、「麺は残してもいい。俺が作ったんじゃない。でも、スープは残すな」、と言うのが、身に染みる瞬間です…(^^;。
ん~。
食べ終わった丼を台所に下げ、残ったスープを流しに流す瞬間…何とも言えない虚しさがあります…泣。