鴨の首を食べてみた
船橋の『せんどば』にて、「鴨の首」を買って来ました( ^o^)ノ。
鶏ガラを買って出汁を取る、と言うことは時々やっていたのですが、まさか鴨の首だけが売っている、と言うのは驚きでした…(^^;。
実際に家で解凍してみると、鶏の首と比べて、結構大きいですね…気持ち的には1~2周りほど大きい、と言う感じでしょうか?
今回はこれで出汁を取るのではなく、実際のこれを焼いて、食べてみようと思った次第です(^^;。
と言うのも、先日焼豚を作ったのですが、その際に使った、肉を浸ける浸けダレがまだ残っていて、このまま廃棄してしまうのはもったいないよなぁ…と思っていました。
そこで、この鴨首を浸けてみることにしました。
実際は一晩浸けて、次の日にはすぐ焼く予定だったのですが、ちょっと都合が出来てしまって、ほぼほぼ丸二日、漬け込んでしまいました。
以前、鶏肉を浸けた際に分かったのですが、大きさももちろんあるのでしょうが、豚や牛と違って、鶏肉は非常に味が染み込みやすいです。
鶏と鴨は違うかも知れませんが、流石に二日は漬け込みすぎだと思い、10分ほど流水にさらして、少しだけ塩抜きをしました(^^;。
そして、いつものように、焼豚を作る釜を玄関に持ちだして、中に鴨首をぶら下げます。
ちなみに、今回の火種は、いつも使うオガ炭ではありません。
丁度オガ炭が少なくなってきてしまったので、近所のホームセンターで買い足そうと思ったのですが、この時は10kg単位でしか売っていなくて、流石にその量は使い切れません。
さて、どうしたモノか…と思案していたら、豆炭が売っていました。
ただこの豆炭、石炭の粉を固めたモノでは無く、木炭の粉を固めて、周りに助燃剤をまぶしたモノらしいです。
BBQにもってこい、とのことで、初めて使うのですが、安価だったこともあって、試しに今回購入してみました。
七輪に入れて、火をつけたら、なんとあっという間に表面に火が燃え広がって、簡単に火が付いてしまいました。
これは楽だなぁ…と思い、七輪を釜にセット。
蓋を閉めて、温度計をセットしますが、思ったように温度が上がりません。
いつもなら、120~130℃くらいまでは上がるんですが、今回は、どんなに頑張っても110℃まで上がりません。
まぁ、100℃以上なら火は通るだろう…と簡単に考え、1時間ほど放置してみましたが、1時間後に観に行くと、80℃台まで温度が下がっていました…。
さすがに下がりすぎだろう…と思ったのですが、今更炭を継ぎ足すのももったいないので、そのままさらに1時間ほど放置。
80℃ほどをキープしていました。
この辺りが潮時と考え、鴨首を取りだしてみました。
結論から言うと、火は通っているのですが、骨の髄にはまだ血の色が残っているような状況で、はっきり言って火の通りが甘かったです。
仕方が無いので、このまま電子レンジに入れて、さらに火を通してみました。
そして食べてみたのですが…。
これが、笑ってしまうほど食べ難いんです…(^^;。
表面に薄い皮があるようで、まず歯が立ちません。
兎に角頑張って、派で皮を突き破って肉をむしり取りますが、肉自体は美味しいのですが、食べるところが兎に角少ない…(^^;。
そして、骨が太く、また肉も筋肉なので、食べ難い、肉が固い、それでいて量が少ない、と三重苦(^^;。
前述の通り、味自体は良いので、それは嬉しかったのですが…(^^;。
これは、ちょっと失敗だなぁ…と思いました…。
一度、茹でて火を通してから、タレを付けながら焼くとか、そう言う食べ方の方が…(^^;。
流石に今回は無念ではありましたが、次回こそ、なにかもっと面白いことをやろうと思います( ^o^)ノ。
そう言えば、親鶏の丸が売っていました…。
次回は、あれを丸ごと焼いてみましょうか…。
親鶏の身の堅さが、どんな風な感じになるか…。
う~ん…。
ちょっと、楽しくなってきてしまいました( ^o^)ノ。